本文
外国人への日本語学習支援など、地域に住む外国人をサポートする「外国人の日本語キーパーソン」を養成する講座を開催しました。
令和5年7月9日(日曜日)~令和5年12月10日(日曜日)(全11回)
伊勢崎市絣の郷、伊勢崎市民プラザ
第1回 |
・ 群馬県における在住外国人及び外国人材の受入れの現状と課題 ・ 在留資格 ・ 外国人日本語キーパーソンの意義・役割・心構え ・ 「やさしい日本語」 |
---|---|
第2回 |
・ 様々な日本語学習の目的、方法、指導 |
第3回 | ・ コースデザインの基礎 ・ シラバスと教授法の基本 ・ 教材、教具 |
第4回 |
・ 初級の学習者への教え方 |
第5回 |
・中級以上の学習者への教え方 |
第6回 | ・ 社会制度、社会生活 ・ 会社経営者による講話 ・ 「先輩ボランティア」による体験談 |
第7回 |
・ 子どもへの教え方 |
第8回 |
・ 就労者への教え方 |
第9回 | ・ オンライン授業 ・ 評価と報告の基本 |
第10回 | ・ 模擬授業 ・ フィードバック(学習者と実施者の感想) |
第11回 | ・ 模擬授業 ・ フィードバック(学習者と実施者の感想) ・ 講座のまとめ |
8名(ブラジル4名、ボリビア2名、ベトナム1名、中国1名)
全11回の講座では、座学と模擬授業を行いました。座学では、日本語教育専門家の講師に加え、行政書士や外国人の日本語指導者、外国人企業経営者などゲスト講師を招き、お話いただきました。模擬授業では、地域の外国人住民の方々に「学習者」として参加してもらい、実際に授業を行いました。授業計画や教材など、講師と参加者が協力して準備を進め、当日は参加した外国人住民の方々から好評をいただきました。
参加者の方からは、「模擬授業で実際に形にすることでわかったことがあった」「他の人の授業を見ることがとても役に立った」「学習者が何を求めて日本語を学習するかを知る重要性がわかった」などの感想をいただきました。
参加した方々は、講座後も勉強会や意見交換会を行いながら、各地で「日本語キーパーソン」として活動しています。
○模擬授業