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電気(企業局発電課・田村 賢志)

更新日:2025年3月3日 印刷ページ表示

企業局発電課 田村 賢志

電気(令和6年度)写真

​掲載内容については、令和7年2月現在の情報です。

1 現在の仕事

 発電課では、群馬県内に34か所ある県営水力発電所及び3か所の太陽光発電所に係る工事、維持・運用、予算執行管理、各種研修等を行っています。既存発電所の保守管理は制御所と4つの発電事務所で組織編成されており、発電課は事業運営に係る統括的立場にあたります。我々の生活に欠かせない電気を、常に身近に感じられる仕事です。
 私は、現在15か所の発電所の通信環境整備工事を担当しています。監督員業務で工事現場への出張が多いですが、庁舎内の業務と両立できるよう日々取り組んでいます。

1日のスケジュール(例)

1日のスケジュール(例)の一覧
時間 スケジュール
8時30分 始業、文書事務システム・メールチェック
10時 打合せ
12時 昼食
13時30分 出張(工事現場立会)
15時30分 帰庁・状況報告
17時15分 終業

2 現在の職場の雰囲気

 職場の雰囲気は非常に明るいです。さまざまな課題に対して議論が常日頃活発化しており、わからないことや困ったことがあった際も相談しやすい環境です。また、係内の業務が共有されているため、仕事の調整がしやすいと思います。

3 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 説明
平成28年度 情報政策課 通信回線の支払い、県庁内ネットワークの工事・更新などを担当しました。
平成29年度 危機管理課 防災情報通信ネットワークシステム大規模更新の設計・工事を担当しました。
令和3年度 企業局水道課 予算執行管理、電気の購入、本課執行工事の発注などを担当しました。水質検査センターの移設にも携わりました。
令和6年度 現所属 「1現在の仕事」のとおり

4 県職員の仕事の魅力・やりがい

 発電設備の仕事は、調査・計画、予算執行、設計、施工、運用・保守、リニューアル等、導入から保守まで一貫して業務に携わるチャンスがあります。
 電気の供給は、人々の暮らしを支える重要な業務であり、電気に係るさまざまな仕事に携われることに、日々やりがいを感じています。

電気(令和6年度)業務写真1

5 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

(1)危機管理課

 防災情報通信ネットワークシステム(地上系)に係る大規模更新の設計・工事(一部)を担当しました。設計・工事範囲が県庁、各合同庁舎、山上にある中継局と広範囲であり、調査・計画業務から設計書や図面、入札公告、契約書等作成の他、業者との調整や県庁所属・防災関係機関との協議も実施し、日々忙しく業務を行った記憶があります。
 現在は工事も無事完了しており、思い返せば貴重な業務経験ができたと感じます。

(2)企業局水道課

 企業局職員による調査研究発表会に参加しました。題目は「リモートワークを進めやすい環境整備に関する研究」として、企業局のリモートワークに係る現状を整理した上で、民間企業など先進地を視察し、環境整備に係る提案を行いました。
 提案した内容が一部の業務に活用されたこともあり、業務改善の必要性や達成感を改めて感じることができました。

6 入庁前と入庁後の印象

 入庁前は、専門の電気職として採用された場合は現場仕事が多く、デスクワークが少ないだろうというイメージがありました。
 実際には、各種資料作成が多く、限られた時間の中で現場とデスクワークを両立する必要がある仕事が多いという印象です。その仕事内容からも、メリハリをつけて切り替えながら取り組む人が多い職場です。

7 今後の目標、これから挑戦したいこと

 今後も電気職として専門的に仕事を進めていくにあたり、電気主任技術者の資格取得を直近の目標としています。どの仕事にも基礎的な知識は必要であり、その中でも電気主任技術者の資格は、電気設備により詳しくなるためのステップアップに適したものだと考え、取り組んでいます。
 挑戦したいこととしては、大規模な工事にもチャレンジできればと思っています。

電気(令和6年度)業務写真2

8 プライベートの過ごし方

 休日は妻と1歳半の子どもとショッピングモールや近県へ旅行に出かけたり、友人夫婦と自宅でオンラインゲームをしたりして過ごしています。最近は、子どもが一人で歩けるようになったので、朝から近場を散歩することが多いです。

9 群馬県職員を志望した理由

 大学・大学院と電気電子工学を専攻し、民間企業に就職して2年間働きましたが、ライフプランを考えたとき、地に足を付けた仕事をしたいと思い、Uターン就職で県職員になることを考えました。
 インフラ関係は住民の生活を支える、いわゆる縁の下の力持ち的な仕事が多く、安心安全な生活の基盤づくりを、生まれ育ったこの群馬県で取り組みたいと思ったのが志望動機です。

10 受験時に心がけたこと

 筆記試験対策は、専門科目となる電気分野について、電気主任技術者試験の問題集を重点的に勉強しました。
 面接試験対策は、質問に対して基本的な受け答えができるよう意識して受験しました。また、長時間考え過ぎず、会話が途切れないように心がけました。

11 未来の後輩へ

 県職員は、人事異動によりさまざまな業務に携われ、幅広い知識を身につけられます。また、各種研修も多く、若手職員へのフォローも手厚いので安心して働ける職場だと思います。
 電気職の職場では、発電や水道などのインフラ設備の他に、施設管理、防災、下水道、研究開発、DX等、幅広く知識と経験を積むことができます。さまざまな重要インフラ設備の設計・工事及び維持・運用は、民間企業ではなかなか経験できないことです。
 興味がある方は、ぜひ群馬県職員を目指してください。

電気(令和6年度)業務写真3

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