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群馬県では、シカなどの野生動物の分布が大きく広がっています。それに伴い、ヤマビルの分布も拡大しています。その広がりのスピードは速く、7年間で1.3倍の面積に増えていました。ヤマビルは落ち葉などの下に潜み、人や動物の体に付着し吸血します。人に付着し不快感を与えるため、分布地域の住民は大変困っている現状があります。
そこで、林業試験場ではヤマビル分布状況を把握するとともに、その対応方法について研究し、その成果をもとにリーフレットを作成しました。
このリーフレット「これで安心・ヤマビル対策」では、ヤマビル分布状況の変化、人での対策、庭などでの対策の3つの内容について説明しています。
ヤマビルに困っている県民の方に、適切な対応方法を普及することで、吸血被害の抑制と産業振興を目的に作成しました。