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災害時のトイレ問題を解決するため、群馬県が導入を進めてきた災害派遣用移動式トイレコンテナが、クラウドファンディングを通して県内外の多くの方々の支援を受けて完成し、運用を開始します。
令和7年4月18日(金曜日)
観音山ファミリーパーク(群馬県高崎市寺尾町1064-30)
ぐんまこどもの国(群馬県太田市長手町480)
木暮組スポーツパーク赤城(群馬県渋川市赤城町北上野444)
当日10時から12時は、観音山ファミリーパークに設置した「トイレコンテナ」の前で取材が可能です。その他の時間帯は、電話等で取材対応します。
別紙1のとおり
別紙2~4のとおり
災害発生時は、県内外を問わず被災地へトイレコンテナを派遣します。
平時は、災害時のトイレ問題を啓発するため、公衆トイレとして活用します。
大規模災害発生時には、断水等により施設などのトイレが使用できなくなり、トイレの環境が悪化することが想定されます。
その結果、避難者がトイレを我慢し、水分補給や食事を控えるなどすると、エコノミークラス症候群の発症や基礎疾患の悪化等を招き、災害関連死の増加につながることが指摘されています。
こうした課題を踏まえて、群馬県では令和4年度にトイレトレーラーを導入し、先の能登半島地震では、被災した石川県能登町へ派遣し、多くの被災された方にご利用いただきました。本県のトイレトレーラーは、被災された方から「ぐんまちゃん」と呼ばれるなど、大変親しまれ、利用された方々からは、多くの感謝のお言葉をいただきました。
こういったトイレトレーラーの活躍を踏まえて、さらに被災地のトイレ環境の改善を進めるため、トイレコンテナを3台導入することとしました。