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総合計画に関する特別委員会の中間報告(3月18日)

総合計画に関する特別委員会 委員長 中沢 丈一

委員長 中沢 丈一 様子写真
委員長 中沢 丈一

 総合計画に関する特別委員会におけるこれまでの審査経過について、ご報告申し上げます。
 本委員会は、次期総合計画の策定に関することを付議事件として、令和元年第3回前期定例会に設置されました。
 以来、委員会においては、県総合計画の策定に関し、各般にわたり審査、調査を行い、検討してまいりました。
 まず、第3回前期定例会においては、計画策定作業に関して、県民アンケートの実施方法及び内容について質疑され、さまざまな要素が含まれている計画に対する当局の見解が質されました。
 また、策定のための組織・体制について質疑されました。
 現行計画の検証に関しては、検証評価及び目標値に対する現状について質疑されました。
 策定のための有識者会議に関しては、スケジュール及び内容について質疑され、若者や、産業や環境の関係者も会議に参加させるべきとの提案も行われました。
 長期のビジョンとして20年後を見据えることに関しては、その理由について質疑されました。
 さらに、外国人との共生及びSDGsの取組について、次期総合計画に取り入れるよう要望されました。
 続いて、令和元年11月に実施した県外調査では、内閣府から同年7月にSDGs未来都市に選ばれた滋賀県において、「滋賀県基本構想」の調査を行うとともに、ぐんま総合情報センターにおいて、都心での群馬の情報発信の取組について調査を行いました。
 また、内閣府において、地方創生の取組について調査を行い、本県の総合計画策定の審査の参考にすべく認識を深めてまいりました。
 第3回後期定例会においては、計画の策定と実行を同時に行うべきとの意見が出され、また、新年度予算との整合性について質されました。
 県内外の有識者から意見を聞く、策定懇談会に関しては、意見交換の状況について質疑されました。
 また、県民からの意見集約に関しては、その時期及び方法について質疑されました。
 SDGsに関しては、

  • 総合計画への取り込み状況
  • 再生可能エネルギーの活用方法
  • 366プランで示されている「地域との共生」との関係

について、質疑されました。
 県民幸福度に関しては、ビジョンへの反映について質疑されました。
 また、スポーツ、農業、教育の各分野の将来ビジョンに関して、それらの内容を確認いたしました。
 特に、農業分野での地球温暖化の影響について、懸念が指摘され、農業被害に対する支援制度の整備が行われるよう要望されました。
 今定例会においては、まず、県民アンケートの実施手順及び方法について質疑されました。
 新・総合計画ビジョンの検討状況に関しては、

  • 「スポーツ」の位置づけ
  • 内外の才能・異能の受入れ
  • 「県民の自立」及び「群馬の自立」

などについて、詳細な説明が求められました。
 また、県行政の各分野における最上位計画の進捗状況について質疑されました。
 そのほかにも、「県民幸福度の向上」について質疑が行われ、多様な県民の考え方をビジョン及び計画に反映させるべきという意見が出されるなど、各般の議論が行われたところであります。
 新年度からは、策定作業も大詰めに入ってまいります。
 今後の工程においても、県民の代表である議会の議論を尊重していただきますよう強く要望いたします。
 以上、申し上げまして中間報告といたします。


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