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議第2号議案(令和2年)

CSF(豚熱)ワクチン接種に関する意見書

 豚へのCSFワクチン接種については、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」において、家畜伝染病予防法第6条に基づき、都道府県が家畜の所有者に対し、家畜防疫員による接種を命ずるとされているため、現行の制度では接種が都道府県の家畜防疫員に限定されている。
 野生いのしし感染の収束が見えない中、県内の養豚農家は、今後も接種を継続していかなければならず、その数は県内全体で年間120万頭以上となる。接種を円滑に進めるためには、民間獣医師の協力が必要不可欠である。
 ついては、CSFワクチン接種に係る下記の事項について、強く要望する。

  1. CSFワクチン接種は、家畜防疫員以外の民間獣医師による接種を可能とすること。
  2. CSFワクチン接種を行う民間獣医師にかかる費用を国が支援すること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月18日

群馬県議会議長 狩野 浩志

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣
農林水産大臣 あて