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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(平成29年1月25日(水曜日))
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、下記事項について県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 食料・農業・農村振興対策について
2 調査期間
平成29年1月25日(水曜日)
3 調査項目
(1)しんとうワイナリー(北群馬郡榛東村)
榛東村は、肥沃な土壌と地理的条件を活かした、ぶどう栽培が盛んであり、観光資源としても重要なウエイトを占めています。
この特産のぶどうを核に観光と産業の振興や地域の活性化を図るため、榛東村が平成4年に、ワイン製造工場「榛東ワイナリー」を建設したのが始まりであり、現在では、榛東村の巨峰を使用した「巨峰ワイン」や高崎市箕郷町の梅を使用した「梅ワイン」など、多くの種類のワインを製造販売しています。
また、工場見学を通じて、ワインの製造工程の全てを見学することが可能となっています。
ついては、しんとうワイナリーを視察し、その取組について調査を行いました。
ワインの製造・販売について説明を受ける
(2)しんとうふるさと夢工房(北群馬郡榛東村)
しんとうふるさと夢工房は、しんとうワイナリーに隣接した加工場において、ハム、ベーコン、ソーセージ、ポークジャーキーなどの製造を行っており、恵まれた自然環境の中、良質な水を与えられ育った地元産の豚肉を使用し、添加物の使用を極力抑えるなど、主婦たちが、ひとつひとつ手作りにこだわって作っています。
また、ハムやソーセージの手作り体験が可能となっており、体験を通じた交流活動も行われています。
ついては、しんとうふるさと夢工房を視察し、その取組について調査を行いました。
ハム等の製造・販売について説明を受ける
(3)JA北群渋川野菜センター(北群馬郡吉岡町)
JA北群渋川は、赤城町、北橘町を除く渋川市と北群馬郡を管内としており、関東平野の北西端、榛名山のふもとに位置し、利根川を東の境としています。また、中山間地域が多くを占め、耕作可能地で400メートル以上の標高差があります。
管内では、県内有数の生産量を誇るこんにゃく芋をはじめとした、さまざまな農畜産物が生産されており、野菜については、ちんげんさい、ねぎ、ブロッコリーなどが生産されていますが、農業者の高齢化や担い手減少などの課題を抱えています。
ついては、JA北群渋川野菜センターを視察し、JA北群渋川の取組について調査を行いました。
JA北群渋川野菜センターにて
4 出席委員
委員長:金井康夫、副委員長:高橋正
委員:関根圀男、委員:黒沢孝行、委員:須藤昭男、委員:新井雅博、委員:星名建市、委員:伊藤祐司、委員:金子渡、委員:井田泰彦