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令和8年度 病害虫発生予察情報 第4号(7月予報) 概要版

更新日:2026年7月7日 印刷ページ表示

令和8年度 病害虫発生予察情報 第4号(7月予報)概要版 (PDF:568KB)

気象の1か月予報(令和8年7月2日 気象庁発表)

平均気温は高い確率50%、降水量は平年並または少ない確率40%、日照時間は多い確率40%です。

7月の病害虫予報 注目ポイント

果樹類 果樹カメムシ類…発生量:多い

令和8年1月調査の越冬量は平年に比べて多く、夏季の多発生が予想されます。

果樹園をこまめに巡回し、早期発見、早期防除に努めましょう。

野菜類・花き類 オオタバコガ…発生量:やや多い

フェロモントラップ調査では、前橋市、藤岡市および昭和村の誘殺数は平年に比べて多いです。

今後、発生量が増加しやすい気象が続くと予報されているため、注意しましょう。

イネ 葉いもち…発生量:並 発生時期:並

BLASTAM(ブラスタム)による感染好適条件日数は平年並ですが、上里見では平年に比べて多く、連続しているので注意が必要です(表)。

7月中旬にいもち病調査をするので、その結果を参考にしてください。

表 6月1日~7月1日のBLASTAMによる葉いもちの感染好適条件日数

地点名

沼田

中之条

前橋

桐生

上里見

伊勢崎

西野牧

館林

神流

本年値

平年値

2.0

1.7

1.0

2.2

4.0

2.8

4.0

3.1

8.0

3.9

2.0

2.6

0.0

2.6

3.0

3.2

1.0

1.3

 注)平年値は直近10か年の平均値。

  • BLASTAM(ブラスタム)とは、

アメダスデータから葉いもちに感染しやすい日(感染好適条件日)を予測する発生予察モデルです。

感染好適条件日が多かったり、連続したりすると、葉いもちの発生が多くなることがあります。

  • 現在までの感染好適条件日数

6月1日~7月1日の感染好適条件日数は、上里見では平年の約4日に対し本年は8日と多く(表)、連続しているため注意が必要です。その他の地点の感染好適条件日数は平年並です。

  • BLASTAMの結果

群馬県農業技術センターのホームページで公開しています。

その他の病害虫

その他の病害虫の一覧

作物名

病害虫名

発生
時期

発生量

特記事項

イネ

紋枯病

昨年発生が多かったほ場では、前年のイネで形成された菌核がほ場にとどまり、今作の伝染源となるため、発生に注意する。

縞葉枯病

 

中部地域~東部地域では、保毒虫率が高い地点やヒメトビウンカの捕獲数が多い地点が見られるので注意する。

果樹全般

ハダニ類

 

現在までの発生量は平年並。晴天が続くと多発する可能性があるので注意する。

リンゴ

斑点落葉病

 

現在までの発生量は平年並。高温多湿条件で発生しやすく、連続した雨などの短期間の気象条件で急増することがあるので注意する。

炭疽病

現在までの発生量は平年並。高温多湿条件で発生しやすく、特に果実の濡れ時間が長いほど感染しやすいので注意する。

スモモヒメシンクイ

 

現在までの発生量は平年並。フェロモントラップ調査では、1地点で平年に比べてやや多く、3地点で平年並。

キンモンホソガ

 

現在までの発生量は平年並。フェロモントラップ調査では、1地点で平年に比べてやや多く、1地点は平年に比べて少ない。

ダイズ
野菜・花き類

ハスモンヨトウ

 

現在までの発生量は平年並。

野菜類

軟腐病

 

現在までの発生量は平年並。曇雨天で発生が助長される。発病後の防除効果は低いため、降雨後の予防的防除を徹底する。

夏秋キャベツ
(高冷地)

コナガ

 

フェロモントラップ調査による誘殺数は平年に比べて少ない。梅雨明け等に伴う天候の回復、気温の上昇により、被害が拡大することがあるので注意する。

夏秋ナス

ハダニ類

 

現在までの発生量は平年並。晴天が続くと多発する可能性があるので注意する。

アザミウマ類

 

現在までの発生量は一部地域でやや多いが平年並。気温の上昇により発生量が増加するため注意する。

ネギ

ネギアザミウマ

 

現在までの発生量は一部地域でやや多いが平年並。

シロイチモジヨトウ

 

現在までの発生量は平年並。

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