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令和8年2月6日 実地調査議事概要
1 概要
健康福祉部指定管理者評価委員会により、施設の現地調査及び指定管理者等からのヒアリングを実施した。
2 日時
令和8年2月6日(金曜日)午後2時00分から4時00分
3 場所
県立障害者リハビリテーションセンター
群馬県精神障害者援護寮
4 出席委員
新木委員長、眞下委員、松岡委員、茂木委員、内藤委員(障害者リハビリテーションセンターのみ)、平澤委員(精神障害者援護寮のみ)
5 議事
(1)県立障害者リハビリテーションセンター
主な質疑等
(サービスの提供内容)
【質問】どのような事業の創意工夫をしたのか。令和7年度から始めたものはあるのか。
【回答】出張イベントをコロナ禍以降少しずつ再開している。コロナ禍の時はネットショッピングをしていたが、今では外出することもある。見守りシステムの導入は今年度で2年目である。
【質問】自立訓練のグループ訓練の対象者と内容はどのようなものか。
【回答】自立訓練は5名程度で復職のノウハウ等について利用者主体で取り組んでいる。機能障害を持った職員も1名ピアといった立場から参加し活躍している。利用者は訓練に参加することで自己理解にもなっていると思う。
【質問】利用者の口腔ケアについて注意している点はあるか。
【回答】訪問歯科に週1回来ていただいている。月に2回歯科衛生士も訪問している状況である。歯科の先生と連携して指導と助言をいただいており、助言を受けた内容については現場に伝えている。
【質問】研修室の貸し出し実績はどの程度か。
【回答】コロナ禍以前は難病に関する研修で年1~2回の貸し出しを行っていたが、コロナ禍以降は実績がない。
(利用者対応)
【質問】地域移行はどのような状況か。
【回答】今年度外出や帰宅をした人はいる。計画書を作成する時点で少しずつ検討し、まずはパソコン上で移行先等について調べることから始めている。機会があれば職員も一緒に見学に行っている。日中活動は本人の意思も確認する中で、別の場所でしたいという人も増えてきている。手の運動から始まり、釣りまでできた人や昨年釣り堀が欲しいと言っていた方は今年度2回釣りが出来たといった事例を好事例として共有している。
【意見】プロセスをもって動機づけすることが大切だと思うので頑張っていただきたい。
【質問】今年度の苦情内容はどのようなものであったか。また第三者委員会ではどんな対応があったのか。
【回答】1件目は、ショートステイの方からの苦情である。職員の不適切な発言について利用者から後日相談があった。2件目は、機能訓練を入所で利用している方からの苦情であり、退院直後の夜間の職員対応についての相談であった。第三者委員会は事業団が選定した組織で、事案内容の説明と対応内容をお話ししたうえで助言をいただいた。1件目については、利用者ヒアリングと利用者が望む言葉がけがより必要であった。2件目は夜間の職員対応について利用者への説明不足と、心情のくみ取りが不足していた。対応策として、退院時診察の情報を日中と夜間の職員が共有できるシートを作成し、利用開始時に説明する書面に夜間対応についての説明を追加した。
【質問】利用者アンケートで「不満がある」と答えた人がいるがどのように考えているか。
【回答】「不満がある」と回答した人は、周囲の歩行等をしている方を見ると自分も歩きたいと考える傾向がある。また、長期利用者は昔の訓練内容と同じものを求める方や、本人と家族の希望とのズレもある。県リハでは回復が目的ではなく、今の体で生活がしやすくなればいいと考えているため、事前にマッチングをしているが入所期間が長くなるにつれ徐々にすれ違いが生じることもある。「ぎんが」ではセラピストによる週2回の訓練もしているが、1人暮らしや外出ができないといった内容の不満があるため、計画書の見直しの時期に利用者の思いをくみ取れるようにしたい。
【質問】人手不足が原因で不満につながっているということではないのか。
【回答】介助の時間が重なると職員も忙しくなることや、順番介助になってしまうためそれらが人手不足が原因である場合もあるが、リハビリスタッフは適正に配置している。密な訓練を望む人は不満があるのかと思う。
(サービス向上のための取組)
【質問】他施設との連携は行っているか。
【回答】しろがね学園、ふれあいスポーツプラザ、多機能型ブルーオーシャンとは助け合い協定を結んでおり、年に1回の会議でどんなことができるか協議している。また、しろがね学園には職員の派遣もしている。
(個人情報保護)
【質問】個人情報の漏洩対策として、マニュアル等の作成は行っているのか。
【回答】法人で作成したものを読み込んでいる。また、書類発送時の手順書を作成し、事務職員も発送時には確認をする体制を整えている。
(管理運営体制)
【質問】グループごとに連絡体制は整えているか。
【回答】非常時動員については作成している。メンバーが変わるたびに共有し、有事の際の連絡体制は整えている。寮ごとに連絡網も作成している。
【意見】防災訓練では具体的にどのようなことを行ったのか。
【回答】昼間を想定した訓練と夜間想定の訓練を行った。夜間想定訓練では利用者に臥床していただきベッドからの移動も含めて訓練した。来年度以降は地域住民にも協力の呼びかけをしたい。
(2)群馬県精神障害者援護寮
主な質疑等
(サービスの提供内容)
【質問】利用状況はどうか。
【回答】宿泊型は定員16名に対し、14名が利用している。待機者は常に6名程度いて、体験をしながら入所を待っている状況。利用期間が2年となっている。利用者により退所先は違っているが、グループホームや就労の事業を見学・体験して退所となる。在宅に戻る方もいる。通所は1名利用している。生活リズムを整える、通う事を目標としている。少しずつステップアップしていき就労事業所を利用できる事を目指している。
【質問】イベントの参加数はどの程度か。
【回答】伊勢崎の「ふれあいマルシェ」には月1回、県庁のイベントにも何度か参加している。年間合計で12回程度の参加である。イベントの中で、製作した作品の販売を行っており、月平均で7千円~8千円程度の売上になっている。作品はいくつかの工程に分け共同で作業を行い1つの完成品にしている。
【質問】販売する作品はどのようなものか。また、人気商品はあるのか。
【回答】木工のパズルと小物(マグネットや置物)、イラスト入りのカードを商品にしている。ぐんまちゃんとくわまるのパズル、小さいマグネットが人気である。職員が利用者の得意部分を活かせるように利用者と一緒に商品化している。
【意見】利用者がやりがいを感じるように力を入れてほしい。
(法令遵守)
【質問】障害者雇用が基準よりも低いが原因はあるのか。
【回答】障害者雇用を行っているのははばたきの2名のみであるが、計算は法人全体での数値であるため全体割合で見ると低くなっている。
(利用者対応)
【質問】利用希望があった際の対応はどうしているか。
【回答】問い合わせ等を受けたら、日程調整してできる限り見学をしていただいている。見学の後、希望があれば体験をしていただき入所といった流れになるが、定員に達している際は体験を重ねながら入所の調整を行い、いつごろになるか案内している。
(管理運営体制)
【質問】避難訓練の内容はどのようなものか。
【回答】1回は消防の方に来ていただいて、避難訓練と水消火器を使った訓練、通報訓練等総合訓練を行った。もう1回は職員が主となり訓練を行った。訓練には利用者全員が参加している。
【質問】訓練や研修の共有は行っているか。
【回答】虐待防止研修や苦情解決セミナー等に参加した資料を基に職員会議の中で研修をした。
(その他)
【質問】広報資料については何か作成しているのか。
【回答】はばたきの資料を作成している。病院には普通のパンフレットと訓練の内容がより細かく書かれたものを配布している。販売会でもパンフレットを配っている。








