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【2月】緑生会視察研修開催
先端施設の視察から得たもの
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
緑生会では、会員の栽培技術向上・知識の習得、会員同士の交流を目的として視察研修会を開催しています。今回は、栃木県の道の駅「みぶ」とアグリステーション誠和を訪れ、栃木県内の直売所、環境制御技術を用いた先端施設の視察を行いました。
1 ねらいと背景
視察研修は、若手農業者の栽培技術や知識の習得、モチベーションの向上、会員同士の交流を目的として開催しています。桐生地区農業指導センターでは、視察先選定の提案や助言を行い、会員にとって有意義な視察が行えるように支援しました。
2 取り組み内容
令和6年1月31日に開催され、会員5名が参加しました。まず、壬生町の道の駅「みぶ」では直売所の様子を視察し、品揃えや価格について把握しました。
続いて下野市のアグリステーション誠和を訪れ、施設内の見学、栽培技術の説明を受けました。会員は、先端施設・技術に驚く一方で、自分達の栽培に応用ができそうな技術や考え方について、積極的に質問しました。同施設では、ハウス内の環境測定結果を栽培管理に活かしており、ほ場環境を数値で知ることに興味を持った会員もいました。視察を終え、会員からは「近未来的な農業を肌で感じることができた」「農業には色々なやり方があると知った」等感想があり、刺激を受けた様子でした。
3 今後の方向
今後も、研修会や視察を通じて、知識の習得、会員同士の交流等有意義な活動が行えるように「緑生会」の活動を支援していきます。
道の駅「みぶ」直売所
アグリステーション誠和見学の様子