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1月 令和5年度複式農業簿記入門講座の開催
概要
普及指導課では、中部管内の新規就農者を対象に農業経営の基本である複式簿記の習得による経営管理能力の向上を目的とした複式農業簿記入門講座を開催しました。全ての受講者が全7回の講座を受講し、複式簿記を習得することができました。
ねらいと背景
普及指導課では、中部管内(前橋、渋川、伊勢崎)の新規就農者を対象に農業経営の基本である複式簿記の習得により、経営管理能力を高めることを目的とした複式農業簿記入門講座を開催しました。
取り組み成果
11月8日(水曜日)~12月20日(水曜日)の全7回の講座を開催し、中部管内の新規就農者20名が受講しました。第1回目では複式簿記の仕組みを解説し、第2回目以降は伝票を使用した仕訳の演習を交えながら指導しました。
受講者は熱心に講座に取り組み、全ての方が第7回目まで受講を継続することができました。受講後のアンケートでは、「複式簿記は初めてだったので細かく学べてよかった」、「今後、貸借対照表を作成したい」等の声があり、受講者の経営に役立つ講座となりました。また、「簿記ソフトについて詳しく知りたい」、「インボイスについて知りたい」等のご意見もあり、受講者のニーズについても把握することができたので、今後の講座や研修会に活かしていきます。
今後の方向
今後は、入門講座受講者のうち希望者を対象に、パソコン等での簿記導入を促すため、エクセル簿記を活用したパソコン簿記講座(初級)を開催する予定です。また、実践者を対象に、自身の経営の記帳や経営分析を行うパソコン簿記講座(中級)も開催しています。今後も新規就農者等の経営管理能力向上のため、継続した支援を行っていきます。
講座の様子