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11月 令和5年度第2回シクラメン栄養診断現地検討会の開催

更新日:2023年11月15日 印刷ページ表示

品質の確認と診断結果の振り返り

 中部普及指導課では、栄養診断を実施しているシクラメン生産者4戸を対象に「第2回シクラメン栄養診断現地検討会」を開催しました。栄養診断に基づいた肥培・栽培管理と出荷が近づいてきたシクラメンの品質について確認し、意見交換を行いました。

ねらいと背景

 中部管内では、シクラメン生産者8戸が高品質・安定生産を目的とした栄養診断に取り組んでいます。今年度は4月26日から栄養診断を始め、土壌排出液や植物体の硝酸態窒素について分析し、診断結果に基づいた肥培・栽培管理を行ってきました。
 今回の現地検討会では、これまでの診断結果を出荷間近のシクラメンを確認しながら振り返り、栄養診断技術の向上や生産者間での情報共有を目的として開催しました。

取り組み内容等

 10月25日に管内生産者を対象とした「第2回シクラメン栄養診断現地検討会」を開催しました。
 当日は、8名のうち4名の生産者が参加、その他3名が自身のほ場でのみ参加しました。現地では生育経過や開花状況について話し合う様子が見られ、現場のシクラメンを確認しながら意見交換が行われました。巡回後は、これまでの栄養診断結果や夏秋期の気象条件について振り返りながら意見・情報交換を行いました。今年のシクラメンは、暑さが長引いたことから多少開花の遅れが見られましたが、品質は良好で順調に生育しています。
 普及指導課からは、今後の気象予測や開花時期に発生しやすい病害への対策、新たな農業資材等について指導・情報提供をしました。私自身も生育について振り返ることができ、有意義な現地検討会になりました。

今後の方向

 シクラメン実績検討会を1月下旬に開催する予定です。今年度の肥培・栽培管理や気象の経過についても振り返り、次年度の栽培管理をどのように行うか計画を立てることで、シクラメンの高品質・安定生産が出来るよう支援していきます。

第2回シクラメン栄養診断現地検討会の開催の画像

現地検討会の様子

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