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10月 麦栽培講習会の開催
更新日:2023年10月17日
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GAP実践による高品質安定生産を目指して
麦の高品質安定生産を目指して、JA前橋市南部営農センター管内の生産者を対象に麦の栽培講習会を開催しました。GAPの推進を図るとともに、排水対策、肥培管理、雑草・病害虫防除等の一連の栽培管理方法について説明しました。
ねらいと背景
畑作物の直接支払交付金では、農産物検査の等級、成分分析に基づくランク区分に応じて交付金単価が決定されており、実需者ニーズに合った高品質麦の生産が求められています。
近年の不安定な気候は、麦の生育に影響を及ぼしています。そのため、令和6年産麦の栽培に向け、GAP推進を図るとともに、天候や生育状況等に応じた適切な栽培管理の励行や生産の安定化を目指します。併せて、農業機械の注意点等を周知し、農作業安全の意識向上を図ります。
取り組み内容
講習会は、9月20日及び22日においてJA前橋市南部営農センター管内生産者を対象に開催し、延べ49名の生産者が参加しました。普及指導課からは、令和5年産麦の生育概況を振り返った後、GAP取組について確認してもらうとともに、排水対策、適期は種、肥培管理、雑草・病害虫防除等の一連の栽培管理について説明しました。生産者からは、農薬に関する質問が多く寄せられ、病害虫防除における意識の高まりが感じられました。
今後の方向
令和6年産麦の高品質安定生産を目指し、現地巡回や麦作情報を通じて、適切な栽培管理の周知を図ります。
講習会の様子