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9月 子実用とうもろこしの収穫

更新日:2023年9月14日 印刷ページ表示

国産濃厚飼料の生産に向けた取組

 前橋市において子実用とうもろこしの収穫が行われました。中部農業事務所普及指導課では、子実用とうもろこし生産の支援を行っています。

ねらいと背景

 畜産の経営コストの3~6割を占める飼料費のうち、約9割を輸入に依存している濃厚飼料の価格が高騰、畜産経営を圧迫していることから、全畜種に供給可能な子実用とうもろこしの国内生産が増えています。子実用とうもろこしは水田輪作作物の1つとして注目されているため、今後も自給飼料増産の観点から拡大が見込まれています。

取り組み成果

 本県では令和2年から子実用とうもろこしの生産が始まり、今年で4年目となります。前橋地域では令和4年から取り組みを開始し、今年は需要者が増えたことから栽培面積も増加しました。4月中旬に播種された子実用とうもろこしは、生育中に局地的な降雨による湿害や降雹による茎葉の裂傷など気象に関するトラブルが続きましたが、8月下旬に収穫を迎えることができました。収穫は専用キットを装着した汎用コンバインで行われました。子実用とうもろこし栽培で問題になる害虫については、6月にドローンでの薬剤防除を行った結果、害虫による被害はほとんど見られませんでした。

今後の方向

 子実用とうもろこし生産において、湿害をはじめとする対策の重要性が改めて感じられたため、今後はさらなる対策を行い、収量の増加と安定生産を目指します。また、管内における生産の普及に向け、畜産農家の利用拡大を目指していきます。

子実用とうもろこしの収穫の画像1
収穫の様子

子実用とうもろこしの収穫の画像2
収穫前の子実用とうもろこし

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