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8月 高品質な飼料イネWCSの生産に向けた取り組みを支援
更新日:2023年8月18日
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飼料イネWCS現地講習会の開催
8月4日に玉村町上陽地区の飼料イネ生産ほ場において、飼料イネWCS(ホールクロップサイレージ)現地講習会を開催しました。生産者の高品質飼料イネ生産に対する意識を高めることができました。
ねらいと背景
玉村町における飼料イネWCSの生産は、玉村町WCS生産者協議会(農事組合法人中心の生産者組織)が中心となって作付けしています。近年の輸入飼料価格の高騰を受け、飼料に用する費用が畜産農家の経営を圧迫しています。こうした状況を踏まえ、飼料作物生産の取り組みを支援することによって、畜産農家には飼料を安定的に供給することができ、耕種農家には経営への多角化を図ることができます。
取り組み成果
令和5年8月4日に玉村町上陽地区の飼料イネ生産ほ場において、生産者32名参加のもと、現地講習会を開催しました。講習会では、飼料イネの栽培管理指導に加え、農作業安全や熱中症に注意するよう呼びかけました。生産者からの質問(雑草、病害等)も多く、高品質飼料イネ生産への意識の高まりが感じられる有意義な現地講習会となりました。
今後の方向
秋の収穫調製作業に向け、作業日程を検討し、適期収穫により高品質なWCSの生産ができるよう指導します。飼料イネ生産者と畜産農家、玉村町農業公社の3者が連携して、今後も取り組みが継続できるように伊勢崎地区農業指導センターとともに支援していきます。
講習会の様子
現地ほ場での指導