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8月 リンゴ栽培の優良事例を学ぶ視察研修の開催

更新日:2023年8月16日 印刷ページ表示

コロナ禍前以来4年ぶりの開催

 赤城橘果実部会りんご分科会では、コロナの影響で4年ぶりとなる県外への視察研修を行いました。暖地でのリンゴ安定生産技術とブランド化を含めた販売の取組みを学ぶことを目的に、茨城県大子町への視察研修を行いました。

ねらいと背景

 赤城橘果実部会りんご分科会では、例年、会員の技術向上と経営強化を目的として、県外への視察研修を行っています。コロナの影響で、令和2年から令和4年までの3年間は中止となりましたが、コロナの状況が比較的落ち着いたこともあり、4年ぶりの開催となりました。今回は、群馬県と気候条件が似ており、同じ観光果樹産地である茨城県大子町で、暖地でのリンゴ安定生産技術とブランド化を含めた販売の取組みを学ぶことを目的に視察研修を行いました。

取り組み内容

 視察研修は、りんご分科会員ら5名が参加し、7月25~26日に茨城県大子町にある茨城県農業総合センター山間地帯特産指導所と、大子町りんご部会の岡田りんご園を視察しました。山間地帯特産指導所では、比較的暖地である大子町において、気候条件に合った優良品種の選定を行っており、選定した優良中生品種や試験研究の取組成果について研修しました。岡田りんご園では、大子町りんご部会のオリジナル系統「奥久慈宝紅」を軸としたブランド化推進の取組や暖地で問題となる着色不良や日焼け、ハダニ等の技術対策、リピーターの獲得を第一とした観光直売の取組について研修しました。参加した生産者からは、「参考になったことを今後の栽培と経営に取り入れたい」などの声が上がり、有意義な研修となりました。

今後の方向

 今回の視察研修で得た内容を各会員の経営に生かせるように支援をするとともに、生育ステージごとの講習会の開催など、継続した支援を行うことで、高品質果実の安定生産による経営安定を推進します。

リンゴ栽培の優良事例を学ぶ視察研修の開催の画像

視察の様子

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