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7月 コギク目揃え会の開催
更新日：2023年9月12日
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品質の向上・規格品出荷を目指して
気温が高まると共に、コギクの出荷が増える時期となりましたが、低品質なものや不揃いなものの出荷は市場からの評価を著しく下げてしまいます。そこで、出荷規格の徹底と検品（出荷物の品質検査）体制の強化を図るため、出荷目揃え会を開催し、選別時の注意点について再確認することができました。加えて、市場での需要や病害虫の防除についての情報提供など、活発な意見交換や情報共有が図られました。
1 ねらいと背景
コギクは、8月のお盆や9月のお彼岸を中心に需要が高まる品目で、北橘花卉園芸組合では、共選共販によるコギク出荷を行っています。しかし、出荷規格が徹底されず、一部出荷物の品質が低下によるクレームの発生事例が散見されます。そこで出荷品質の向上を図るため出荷目揃え会が開催されました。
2 取り組み内容
北橘花卉園芸組合では、6月29日に3市場の担当者を招き、コギク出荷目揃え会を開催しました。目揃え会では、実際の出荷物を見ながら切り花のボリューム、出荷時の開花状態等について生産者と市場担当者で情報を共有することができました。また、農協担当者からこれまでの検品で問題となった部分を報告し、及指導課からは、キクで問題となる病害虫への防除方法についての説明と周知を実施しました。
3 今後の方向
今後、農協と連携して病害虫防除指導を行うほか、需要期である盆や彼岸前には各生産者の栽培圃場を確認する日を設定し、出荷品質向上に向けた活動を進め、市場評価を高めて販売単価向上につながるよう支援していきます。
目揃え会の様子
