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簡易ガスライターに注意!

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

 「簡易ガスライターで顔面を火傷した。」との相談が寄せられました。簡易ガスライターに関しては全国的に相談が寄せられており、その件数は一向に減少しません。簡易ガスライターの取り扱いには十分注意してください。

1.相談概要

   タバコ購入時にもらった簡易ガスライターでタバコに火を着けようしたが点火できなかった。炎の高さの調節レバーが最小であることに気付き、最大にして点火したところ、大きな炎(約18センチメートル)が噴射された。その際、炎が顔面を直撃し、火傷を負った。(50歳代 男性)

2.簡易ガスライターの特徴

  • 簡易ガスライターの多くは関係団体の定める基準に適合していることを示す表示があります。
  • 簡易ガスライターの「炎の高さ」について、関係団体の安全基準は最大で12センチメートルとしています。
    つまり、市場には最大12センチメートルの炎になる簡易ガスライターが流通している可能性もあります。
  • 耐熱温度の基準は65度としていますが、直射日光に当たっている車のダッシュボードの表面温度は70度以上に達する場合があり、爆発する危険があります。
  • ノズル近傍に溜まった異物により、消えたはずの火が消えていないことがあります。

3.アドバイス

  • 簡易ガスライターに記載の注意事項をよく読みましょう。
  • 12cm以上の炎が噴射される場合があります。火傷しないよう、顔から離して点火してください。
  • 簡易ガスライターは、車のダッシュボードやガスコンロ、ストーブの近くなど、高温になる場所には絶対に置かないでください。爆発する危険があります。
  • 残火は気付きにくいので、炎が消えた後も息で強く吹きかけるなど、確実に消火したことを確認しましょう。
    残火に気付かないままポケットなどへ入れてしまうと、着衣の燃焼や火傷の恐れがあります。
  • 「SGマーク」や「PL保険付」などの表示がある簡易ガスライターは製品の欠陥による事故が発生した場合には補償が受けられます。
  • 不安に思ったら、すぐに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

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