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群馬県スポーツ推進審議会(平成27年度第3回)開催結果について

更新日:2016年2月15日 印刷ページ表示

群馬県スポーツ推進審議会(平成27年度第3回)議事録

1 日時

平成28年2月1日(月曜日)14時00分~15時40分

2 場所

群馬県庁29階 第一特別会議室

3 出席者

 委員(15名中11名出席)
 相原 俊子 民間スポーツ指導者
 鬼澤 陽子 群馬大学教育学部准教授
 小野里順子 群馬県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会副会長
 小野里真弓 上武大学ビジネス情報学部准教授
 児玉 三郎 (公財)群馬県スポーツ協会会長
 片野 清明 群馬県障害者スポーツ協会会長
 須川 清 群馬県中学校体育連盟会長
 内藤 年伸 群馬県小学校体育研究会会長
 林 康宏 群馬県高等学校体育連盟会長
 松本 富子 群馬県女子体育連盟会長
 涌沢 孝幸 会社員(公募委員)

4 配付資料

  • 次第
  • 群馬県スポーツ推進計画(仮称)案について
  • 群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画に係る競技別拠点スポーツ施設への追加選定基準及び新規追加について
  • 群馬県スポーツ推進審議会名簿

5 協議事項

(1)群馬県スポーツ推進計画(仮称)案について

事務局説明

 上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

○委員発言
 「総合型地域スポーツクラブの会員数」の目標値8,900人については、設定理由等を配付資料により納得した。
(パブコメの意見を計画に反映した中で)、計画案13ページ上段で「~県では、群馬県スポーツ協会や競技団体等と連携して~」とあるが、群馬県総合型地域スポーツクラブの中には競技団体も加盟しているので、競技団体とは別なものという捉え方がよろしいかと思う。群馬県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会を記載してもらえるとありがたい。

●事務局
 総合型地域スポーツクラブにもトップアスリート育成に力を入れているということなので、連絡協議会と連携という記載をし、認識を新たにしたい。

○委員発言
 計画案21ページの主な施策の「学校体育指導協力者派遣事業」にだけ「ダンス」という単語が出てくる。ダンスを広いスポーツの概念で考えていただき、もっと記載ができないものか。例えば軽スポーツ、健康づくり、高齢者などの記載のところで「ダンスや~」と入れていただけると、全体がもう少しだけ文化のイメージが出てくると思う。

●事務局
 検討したい。例えば、計画案2ページ「5 この計画におけるスポーツとは」の項にダンスの記載をすると分かりやすくなるということか。
○委員発言
 「5 この計画におけるスポーツとは」の記載の中で具体的個別的に出し過ぎているのではないか。個別的な名前を出さずにざっくりと記載した方がよいのではないか。書き方は事務局にお任せします。

◎委員発言
 ざっくりと総論的に述べて、あとは例として個別に記載していくのでよいのではないか。

●事務局
個別の施策のところで、具体名の記載を検討したい。

○委員発言
 「子どものスポーツ機会の充実」のところで、中学生の場合、部活動の加入率が運動の機会の指標となっているが、中体連の方で調査を行い、まとめているところだ。実際加入率は下がっているが、子供たちが運動に関わる機会は、クラブチームへの参加などもあり、増えてきている。例えば計画案19ページの「・子どものスポーツに関連する団体との連携」で総合型スポーツクラブがあったり、スポーツ協会との関わりもあるが、今私が話しているのは競技団体との関わりも大きいと思うので、そういった視点を入れていただくとありがたい。子供たちがいろんなところでスポーツに関わっているという事実を知っていただきたいので表記いただけるとありがたい。

●事務局
 文中、「~スポーツ少年団、市町村等~」の間に「競技団体」を記載したい。

○委員発言
 計画案20ページの達成目標の中で、「運動部活動における外部指導者の活用状況」について、確かに別途資料(数値目標一覧)には考え方が書いてあるが、計画案を見た人が97名とか100名、70%、75%とあっても、理解できないと思う。数値目標の説明を入れた方がよく分かると思う。専門的指導者の確保がなかなか難しい中で、多くの学校が外部指導者に頼っている。この数値は健康体育課の数値ということだが、もっと高い目標があってもいいのかなと個人的感想を持っている。

●事務局
 説明に足りる記載を考えたい。

○委員発言
 「子どものスポーツ機会の充実」の今後の施策展開(1)学校の体育に関する活動の充実のところ(計画案19ページ)で、苦手な子も含めて全員の子が通過する体育授業で、「今後の施策展開」で「~消極的な児童全体が体を動かすことの楽しさを見いだし、生活の中に運動を取り入れるきっかけとなるような~」という文言がある中で、学校体育における体育授業の充実について、ここであえて書かない理由はどこにあるのかと思った。「課題」のところで「小学校における体育授業の内容の充実~」といった記載があるが、そこに対応させる形というか、体育授業の充実を前面に出した項目が一つあってもいいかな、と思う。

●事務局
 もう少し分かりやすい記載をしたい。

○委員発言
 計画案2ページ「4 計画の推進」の(1)に「~進捗状況を点検・評価~」とあるが、ここのところで具体的なイメージあるのか、また、どのような形で5年間の計画期間の中で点検・評価を行うのか、何か議論が行われてことがあれば教えてほしい。

●事務局
 毎年、達成状況を確認をし、関係する部局で共有して、さらに進めていく。審議会でも報告したい。具体的な組織をつくることまでは考えていない。

○委員発言
今後の進捗状況を励みに頑張っていきたい。

○委員発言
 点検・評価の関連で、以前にも、「スポーツ活動状況の実態調査」で、県民への調査を行ったとの話があったが、この計画の達成状況などについて、(県民への)調査を行う予定はあるのか。

●事務局
 アンケート調査をしなくても、達成状況が確認できる目標を置いているので、県民へのアンケート調査は考えていない。計画を作ってそのままでなく、達成状況をしっかりと確認していきたい。

○委員発言
 幼・小この時期に子どもがスポーツをしたくとも、親御さんの負担が大きく、スポーツをさせることができない現実がある。計画案18ページ下段に「幼児期運動指針~保護者への啓発~」とあるが、幼児期だけでなく、小中高とスポーツの重要性をしっかりと啓発していく必要があると思うので、加味していただけるとありがたい。

●事務局
 教育委員会とも相談し、検討したい。

◎委員発言
 細かな修正等は事務局に一任する。

(2)「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」に係る競技別拠点スポーツ施設への追加選定基準及び新規追加について

事務局説明

 上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

◎委員発言
 補助金は拠点スポーツ施設に指定されると出るのか。

●事務局
 それが前提条件となる。補助金制度を設けたあと、県内市町村に整備を考えているのであれば是非、手を挙げてほしいと照会した。28年度については、前橋市の本件と太田市の野球場整備で是非支援してほしいとの要望があった。今後も毎年度意向調査をして、できるだけ広く支援していきたいと考えている。

◎委員発言
 拠点施設があるところは通知したのか。拠点でないと補助金が出ないのだろう。

●事務局
 そうです。県内全市町村に通知した。

◎委員発言
 今現在、拠点がないところに、いきなり拠点にして補助金が出るとなると、ほかの拠点に指定されたところが不満を感じるのではないか。2階級特進になってしまうのではないか。何で我々に補助金が出ないんだとなった場合、説明がつかないのではないか。

●事務局
 前提として市町村への補助が対象となる(*注)。施設を管理している市町村に通知しているので、拠点となっている市町村有施設については漏れがないと理解している。
(*注 民間施設は補助対象外であることから民間施設管理者への補助制度周知や通知発出は行っていない。)
◎委員発言
拠点のないところへ補助金が出るとなると、既に拠点になっているところから文句が出ると思うのだが。

●事務局
 既に拠点スポーツ施設となっているところも改修等する場合には補助金交付の対象となるので、(拠点施設が)ないところだけが補助金をもらうというのではなく、拠点となっているところも当然対象となる。

◎委員発言
今、姿もないものがいきなり拠点になって補助金も出るというのはちょっと問題が起こる可能性があるのではないか。提案だが、今現在拠点になっているところ(市町村)に対して、このような補助金があって、申請も出てますが、おたくもいかがですかというのを出して、その中からこうした理由で前橋を選びましたと、もし他にあれば~といった風にしないといけないのではないか。

●事務局
 まさに、委員の言われたとおりの手順を踏んでいる。拠点施設を管理している市町村全てに対して通知しており、補助金の説明会も実施している。あなたのところではこの施設が拠点施設となっているので、施設を改修する場合には補助金も出せるのでよく検討してほしいと。
そのうえで、要望のあったのが、前橋市と太田市だったいうことだ。他の市町村は施設改修の予定がないので、手が挙がっていないものと考えている。

◎委員発言
 例えば高崎市では現在大きな体育館を造っているが、高崎市は(補助金は)要らないと言ったのか。

●事務局
その施設は補助金制度創設前からすでに着工しているため、補助金の対象にはならない。

◎委員発言
これから造るものについては拠点にして補助金は出せるけど、そうではないもの、造ってしまったものには出さないと。

●事務局
既に建設済みの施設で古くなってきて(規則等の)規格に合わないものを改修等する場合には補助金交付の対象となる。例えば浜川の陸上競技場を規則に合うように改修したい場合には対象となる。

●事務局
 通常は拠点スポーツ施設を管理している市町村が手を挙げて、大規模大会に向けて改修したいということであれば補助の対象とはなる。この場合、市町村が事業をすることが前提となる。今回の前橋の件は特殊なケースであり、基本計画上はまだ拠点スポーツ施設に位置付けていないが、施設ができると大規模大会の開催が可能な拠点施設になるということで、今回ご審議いただいているところだ。
高崎市の新しい施設も完成した後、拠点施設に位置付けて(規則に合うように)改修の案件が出てくれば、対象にはなる。

●事務局
高崎市には、新しいソフトボール場を造る計画があると聞いている。今ソフトボールの拠点は伊勢崎市に一箇所しかなく拠点施設が足りない状況であるが、このケースでは、申請があれば内容をよく検討して拠点にすることもできる。今回と同じような例で拠点にできると考えている。

◎委員発言
拠点にするのは構わない。前橋市に補助金を出すのは悪いと言っているのではなく、ある程度平等性を保つ上で、もう一度関連の市町村に通知して、申請するかしないか確認した方がよいのでは。

●事務局
再度補足するが、拠点施設を管理している全ての市町村に通知しており、説明会も行っている。説明会後、幾つかの市町村から問い合わせや照会があったが、補助制度に見合わないものについては申し訳ないが、その旨説明し、断念していただくなど申請までには至らなかった。その中で補助制度に合致し、申請に至った案件が前橋市と太田市ということだ。

●事務局
これからほかの市町村から(施設整備の)新規計画における申請があがってくれば、また(追加選定について)諮らせていただきたい。

○委員発言
補助金はどれくらい出るのか。

●事務局
 上限1億円で、1施設について1億円となっている。
 高崎の新しい体育館についても高崎市とよく相談したが、時期的に間に合わない(補助制度に合致しない)ということで断念した経緯があり、市の担当者も承知済みである。新しいソフトボール場についても、相談を受けており、計画が形になってきた段階でまた相談を受けたいと考えている。来年度には(29年度要望について)改めて各市町村に周知を徹底したい。
 近々28年度当初予算案が発表され、施設整備補助金も発表される。このような場合には補助できるのだという参考例にもなるので、事例発表による制度の再徹底という意味で各市町村に通知したい。

6 審議結果

 「群馬県スポーツ推進計画(仮称)案について」及び「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画に係る競技別拠点スポーツ施設への追加選定基準及び新規追加について、委員から了承を得た。
 計画案については、今回各委員からいただいた意見を内容に反映するなどし、最終案を議会に提出する。

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