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群馬県スポーツ推進審議会(令和2年度第1回)開催結果について

更新日:2020年7月29日 印刷ページ表示

1 日時

令和2年7月15日(水曜日)14時00分~15時30分

2 場所

群馬県庁7階 審議会室

3 出席者

委員(15名中11名出席)

小野里順子 群馬県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会副会長
小野里真弓 尚美学園大学スポーツマネジメント学部准教授
金田 克次 群馬県市町村教育委員会連絡協議会会長
川原 武男 群馬県障害者スポーツ協会会長
倉嶌 博子 群馬県スポーツ少年団リーダー会代表顧問
後藤 明弘 株式会社群馬銀行常務執行役員人事部長
設楽 政江 群馬県スポーツ推進委員協議会女性委員会委員長
清水 淳 群馬県中学校体育連盟会長
高坂 和之 群馬県高等学校体育連盟会長
高橋 伸次 高崎経済大学地域政策学部教授
渡辺 幸男 公益財団法人群馬県スポーツ協会会長
※五十音順・敬称略。

4 事務局

職員 14名

5 配布資料

  • 次第
  • 群馬県スポーツ推進審議会委員名簿
  • 「群馬県スポーツ推進計画」に係る実施状況の点検・評価について
  • 「新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)」の策定について
  • 「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」の策定について
  • 「第83回国民スポーツ大会及び第28回全国障害者スポーツ大会」の準備状況について
  • 「群馬県部活動運営の在り方検討委員会」について

6 協議事項

(1)「群馬県スポーツ推進計画」に係る実施状況の点検・評価について

事務局説明

 上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

 委員からの発言無し。

(2)「新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)」の策定について

事務局説明

 上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

○委員発言
 新たな計画は現計画から大きく変わったものになると思う。社会の変化とともに、スポーツも変わっていく。

○委員発言
 骨子の検討案は現代のニーズに合っていると思う。
 女性のスポーツについて、高齢者層に限ると、女性の方が男性よりもスポーツを実施している割合が大きい。定年後の男性の地域参加が少ない。
 子育て世代の女性のスポーツ参加が特に少ないことがスポーツ少年団の会議でも話題にあがる。子育て世代の女性のスポーツ参加を、子どもを含めて何らかのアクションを起こす必要があるため内容に盛り込んでほしい。
 DX(デジタルトランスフォーメーション)について、総合スポーツセンターの本館ではフリーWi-Fiがないため、リモート会議ができない。早急に設置してほしい。会議等多いため、群馬県が先駆けて取り組んでほしい。
 若い世代が興味を示すものにしないとスポーツ離れが進んでしまうため、よい検討案だと思う。

●事務局発言
 具体的な意見をいただけたので、計画の中に組み込めるよう検討したい。
 DXについて、社会の流れとして認識しているが、行政がどのように具体的な対応ができるか検討する必要がある。意見をいただければ、より実現性のある計画にできるものと考える。

○委員発言
 これまでの基本施策の柱を分かりやすい政策目標に新しくするのはよいと思う。
 子ども、高齢者、女性や障害者と分けて考えてしまうが、これから共生社会や地域社会をつくるには、子どもと大人が世代間交流できたり、健常者と障害者が一緒に交流できるような場の設定が展開できるよう、言葉として謳っておくと実現できるかもしれないので検討してほしい。
 男性と女性に分けない方がよいかもしれない。女性がスポーツに取り組むことが重要である。
 質問であるが、群馬県はスポーツコミッションを設置しているか。

●事務局発言
 県は設置していないが、前橋市が設置している。県としても検討したい。

○委員発言
 「4.スポーツの力による感動の創出と誇りの醸成」(以下、政策目標4)に記載されているゴールデンエイジについてだが、とても重要な時期で、この時期を過ぎると運動能力が伸びにくくなる。スポーツ少年団と小学校体育研究会が合同で色々な競技を実施しており、指導者もいるので一緒に協力してほしい。
 総合型地域スポーツクラブでもゴールデンエイジの子どもたちの発掘に取り組んでいるところもある。発掘育成のためにはこれらの団体の指導者と協力が必要である。この世代に目を向けることで、アスリートの発掘育成ができると思う。

●事務局発言
 県ではどういう受け皿でゴールデンエイジの子どもたちを発掘・育成するのかがネックとなっている。スーパーキッズプロジェクトで競技に特化した小学4年生以上の子どもを育成しているが、新たな受け皿や指導者が必要と考えている。
 少年団、小体研、総合型地域スポーツクラブ等で指導できるのであれば、システムとして協力していただきたい。現在はシステムとしてできていない。やりたい子とそうでない子と二極化しているので、実現すれば、もう少し子どもたちがスポーツ親しむ機会が増えると思う。

○委員発言
 確認ではあるが、「1.スポーツによる健康増進・生きがいづくり」(以下、政策目標1)のうち、「子どものスポーツ機会の充実」と政策目標4のうち、「アスリートの発掘・育成」が似ている。前者は生涯スポーツとしての意味合いで、後者は競技力向上のためという認識でよいか。
 「2.スポーツによる共生社会の推進」(以下、政策目標2)は誰でも共存してスポーツができるということでよいか。
 「3.スポーツによる活力ある地域創生」(以下、政策目標3)は地域づくりをしつつ、スポーツを媒体として経済効果のあるスポーツを推進するということでよいか。
 アウトドアスポーツによる交流人口の増大であるが、インドアスポーツを軽視しているということにはならないか。

●事務局発言
 インドアスポーツを軽視している訳ではなく、交流人口を増やすのに、群馬の自然環境が売りになるため、検討案ではアウトドアスポーツについて記載している。県外からインドアスポーツのために来県してもらっても勿論よい。

○委員発言
 政策目標4は競技力向上のために記載しているということでよいか。

●事務局発言
 競技力が向上することでアスリートが活躍する姿を県民が見ることで感動し、また、競技に真摯に取り組み身を立てるアスリートを応援したいといった意味合いである。
 政策目標1及び2については、健康維持や生きがいづくりとしてスポーツをしたい県民の需要に対しての取組で、政策目標4はアスリート志向の県民に対してどのような取組を実施するか、という視点で整理している。

○委員発言
 総合型地域スポーツクラブにも地域に根付いた指導者がいる。先ほどの話にあったとおり、組織化できれば相乗効果が狙える。

○委員発言
 骨子の検討案がわかりやすい。政策目標3で新しい言葉としてeスポーツをあげている。県では産業経済部にeスポーツ・新コンテンツ創出課を設置していることから、経済の活性化に重きを置いていると思う。
 eスポーツの特徴として、性別、年齢や障害の有無に関係なく参加できる点がある。特に障害者eスポーツでは、寝たきりの人でも口にコントローラーを咥え、工夫して参加できるケースもある。
 昨年、本県では障害者福祉サービスを提供している事業者が全国で初めて障害者eスポーツ大会を開催した。共生社会の実現としても考えられる。
 eスポーツはまだまだゲームとして認識されており、スポーツとしての位置づけになっていないことが課題である。昨年の茨城国体で文化プログラムとして採用され、2022年に開催されるアジア競技大会でも正式種目として行われる予定である。テレビでプロゲーマーとして出演するのはほとんど男性であるが、性別関係なく、共生社会を進める上でeスポーツは寄与するものと考えられる。
 二巡目国体の記載について、前例にとらわれないとあるが、二巡目だから小規模で開催するということか。

●事務局発言
 二巡目国体ということで、国民の間に国体の認識が広まってきた。参加者数や競技数が増え、規模が大きくなり、コストがかかると認識している。
 あかぎ国体ではスポーツ施設が少なかったため、国体を契機にスポーツ施設を整備したが、現在はその当時建てた施設が老朽化している。すべての施設を国体のために刷新することは無理である。本県での二巡目国体は現在の施設を適切に使い経費を削減し、また、多くの人員が必要なため、この点も合理化する。
 出来るところは合理化し、県民が良かったと思える国体にしたい。

○委員発言
 今回の4つの目標案はわかりやすく、今後の5年間を考えたときに重要な骨子となると思う。
 共生という点で女性、高齢者、障害者等の言葉が出てくるが、例えば「ライフステージに合わせたスポーツ活動の推進」といった言葉を取り入れれば、子育て世代、高齢者や子どもたちがライフステージの中でどのようにスポーツと向き合うか、ということが示すことができる。
 ユニバーサルデザインやバリアフリーという言葉がよく聞かれるが、様々な人が参加しやすい施設やシステム等、表現できると思うので、政策目標2に加えてほしい。

(3)「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」の策定について

事務局説明

 上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

 委員からの発言無し。

7 審議結果

 新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)については、今回スポーツ推進審議会委員から出された意見等を考慮のうえ、原案を作成し、次回の審議会で諮ることとする。

8 報告事項

(1)「第83回国民スポーツ大会及び第28回全国障害者スポーツ大会」の準備状況について

事務局説明

 上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

 委員からの発言無し。

(2)「群馬県部活動運営の在り方検討委員会」について

事務局説明

 上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。

委員からの主な意見・発言等

○委員発言
 この検討委員会で検討すべき内容ではないかもしれないが、障害者スポーツで課題になっていることとして、特別支援学校との連携がある。特別支援学校では部活動の参加者が減っている。放課後デイサービスが充実し、放課後に送迎してくれるが、部活動に参加すると放課後デイサービスの送迎が利用できず、保護者が迎えに来る必要があるためである。特にチームスポーツが厳しい状況である。
難しい課題ではあるが、このような事情も念頭に置いてほしい。

●事務局発言
 特別支援学校の様子を確認する機会もあるため、意見を取り入れながら委員会を進めたい。

○委員発言
 特に中学校での部活動の温度差があり、まとめるのは難しいと思う。
 総合型地域スポーツクラブと連携をとったり、更には融合し、それぞれのニーズに合った形で活動を提供する動きがあるようである。総合型地域スポーツクラブの関係者も検討会に加わらなければ建設的な議論にならないと思う。

●事務局発言
 色々な方の意見を聞き、課題が出てくれば、それに合わせて委員の追加を検討したい。

○委員発言
 部活動については新聞等でも特集が組まれていたり、難しい問題である。温度差も生徒、父兄、教師や指導者等、色々が絡み合っており、難しい。
 検討委員会で良い結論が出るとよい。

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