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5月 水稲の高品質安定生産に向けて

更新日:2023年6月30日 印刷ページ表示

~令和5年産水稲栽培に向けた講習会の開催~

 水稲の高品質安定生産に向けた講習会を開催し、「土づくり~収穫・調製」まで一連の管理作業についてポイントを含め説明しました。また、併せて、農作業安全に関する講習として、農業機械の転落・転倒対策を重点的に周知しました。

1 ねらいと背景

 前橋市の平坦地では「あさひの夢」を主力品種とした二毛作が行われ、中山間地では主に「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」の一毛作が行われています。昨年は登熟期間が高温・寡照条件で経過し、品質低下が目立ちました。そこで、高品質安定生産に向けて、基本的な栽培管理だけでなく、その年の気象状況を見極め、各生育ステージに適した最善の管理を行えるよう知識向上を図ります。また、地域の担い手を守るため、農作業事故について注意喚起を行うとともに、農作業安全に対する意識向上を図ります。

2 取り組み内容

 JA前橋市の北部、西部、中部営農センター管内(3月23、29日、4月11、12、13日)において、水稲栽培講習会を開催しました。3つのエリアで126名の生産者が参加し、普及指導課職員が講師を務めました。
 水稲の「土づくり~収穫・調製」まで一連の管理作業について説明するとともに、昨年、発生が見られた「いもち病」、「稲こうじ病」等の病害に対する注意喚起を行いました。また、環境負荷低減の取り組みとして、被覆肥料のプラスチック殻の流出防止対策、温室効果ガスであるメタンガス抑制に向けた中干しの徹底等を周知しました。農作業安全に関する講習として、農業機械の転落・転倒による死亡事故が多い状況にあることから、トラクター等の使用の際は、シートベルト・ヘルメットの着用の有無が生死を分けることを説明し、着用の徹底等を呼びかけました。
 JA全農ぐんまからは、除草剤の効果的な使用方法や商品の紹介もあり充実した講習会になりました。

3 今後の方向

水稲の高品質安定生産に向けて、巡回指導、稲作情報の提供、夏期講習会の開催等、関係機関と連携して取り組みます。
水稲の高品質安定生産に向けての画像
​講習会の様子

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