【2月】「農業女子セミナー」「女性農業者視察研修会」を開催

コロナ禍で開催出来なかった女性農業者向けの研修を開催しました。「農業女子セミナー」では22名、「女性農業者視察研修会」は27名が参加し、情報交換と交流の場となりました。

1　ねらいと背景

　女性農業者支援の一環として、佐波伊勢崎農村女性、農村生活アドバイザー、若手女性農業者等を対象とした研修会を例年計画しています。経営への参画や栽培に関する情報、女性農業者同士の交流を目的としています。

2　取り組み内容

（1）農業女子セミナー

　1月25日に農村生活アドバイザー2名のほ場において、アドバイザー及び若手女性農業者を対象とした見学会及び意見交換を行いました。22名が参加し、経験年数の少ない農業者からは、「技術の情報はどこから得るのか」「被覆資材は何が良いのか」など日頃の疑問が質問されました。ほ場見学は先輩農業者の経営を直接見ることの出来る貴重な機会となりました。

（2）佐波伊勢崎女性農業者視察研修会

　2月2日に佐波伊勢崎農村女性会議及び若手女性農業者等を対象とした視察研修会を実施しました。肥料の製造現場を学ぶ機会を3年前から計画していましたがコロナ禍で中止、今回27名が参加し、実現しました。視察先の日本肥糧株式会社では、「苗美人」や「ハイフミン」「野菜美人」など身近で使用している培土や肥料が製造され、参加者からは「普段使っている肥料のことがよく分かった」「製造現場の環境の大変さを感じた」など多くの感想がありました。参加者同士の交流も活発に行われ、有意義な研修となりました。

農業女子セミナーの様子

視察研修会の様子

3　今後の方向

　女性農業者活動支援のため、継続した研修の場を確保していきます。