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【7月】新規ナス栽培者の定着支援(令和3年)
先輩農業者から学ぶ露地ナス栽培の講座開催
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
桐生地区農業指導センターは、農業基礎講座(第1回)を開催しました。講座は先輩新規参入者の露地ナスほ場で行い、先輩農業者の栽培技術を学ぶとともに、参加者の意見交換を行いました。
1 ねらいと背景
栽培経験年数が少ない新規就農者の栽培技術向上、農業経営に対する知識の習得等を通じて早期の経営安定化と定着を図るため、地域の農業者のほ場において実技を含む研修を実施することにより、技術習得を促すとともに、参加者同士の意見交換等を通じた仲間づくり、ネットワークづくりを支援します。
2 取り組み内容
令和3年7月6日(火曜日)に第1回目の農業基礎講座を桐生市新里町で開催しました。当日は14名の新規就農者や新規ナス栽培者、就農希望者と桐生市、みどり市、JAにったみどり担当職員が出席しました。
開講式では参加者の自己紹介、指導センターより講師紹介を行い、参加者の面識を深めました。その後、ナスの整枝管理について先輩農業者の指導を受け枝の切り戻しの実習を行いました。実習後、指導センターより病害虫対策や新規参入ガイドブックの活用、GAPの啓発、農作業安全について情報提供をしました。また、栽培管理や農業経営について先輩農業者と参加者が活発に意見交換を行いました。
参加者からは「切り戻し方法のポイントを丁寧に教えてもらうことができた」「参加者とコミュニケーションがとれてよかった」「先輩農業者の営農に関する考え方や実践的な手法が学べ参考になった」等の感想がありました。
3 今後の方向
令和3年度農業基礎講座は、今後、露地野菜栽培の視察や病害虫対策、農業機械や農作業安全について開催します。これからも新規就農者の農業経営に活かせる情報提供と、参加者の仲間づくりができる講座を開催します。
切り戻し方法の実習の様子
参加者同士の意見交換の様子