ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 知事戦略部 > 戦略企画課 > 第10回三県知事会議の結果概要

本文

第10回三県知事会議の結果概要

更新日:2016年5月20日 印刷ページ表示

平成28年5月18日(水曜日)に新潟県で開催された第10回三県知事会議では、これまでの検討成果を踏まえて意見交換を行い、さらに連携を進めることで合意しました。

1 合意事項

(1)空港を活用した相互観光の推進

これまで、新潟から東京間の「縦断ゴールデンルート」について、海外メディアによる情報発信を行い、三県を周遊する旅行商品の造成を図ってきたことを受け、次の点で合意した。

  • タイの国際旅行フェアへの共同出展などで効果があったので、タイをターゲットにした連携事業を継続して実施
  • 新潟空港を活用し、中国東北部への情報発信等を共同して実施
  • 国内における三県共同のPR事業を継続し、関西方面でも観光PRを実施。併せて、長野、富山、石川を交えた六県による観光連携を実施

(2)対岸貿易による産業振興の共同研究

これまで、北東アジアを視野に入れたマーケット開拓に向け、中国の上海華東交易会への出展や、群馬県・埼玉県企業に対し新潟港利用のポートセールスを実施してきたことを受け、次の点で合意した。

  • 共同出展した上海華東交易会については、各県において県内企業に成果の情報発信を実施。併せて、三県がそれぞれ出展している見本市等の出展結果を共有しながら、相互にメリットのある取組の可能性について検討
  • バイヤー招聘等を通じて得た現地ニーズを踏まえ、情報共有を進め、共同取組の可能性を検討
  • セミナーなどを通じた、群馬県・埼玉県企業に対する新潟港利用の働きかけ
  • 時期を捉え、新三国トンネルの早期完成、海外における食品の輸入規制の早期解除について国に働きかけ

(3)「三県防災協定」に基づく取組と首都直下地震への対応

これまで、平成25年1月に締結した三県防災協定に基づき、防災グリーンツーリズムにおける交流拡大、三県合同住家の被害認定調査研修会や首都直下地震を想定した広域応援に係る検討を実施してきたことを受け、次の点で合意した。

  • 防災グリーンツーリズムを活用した交流拡大や実践的な三県合同住家の被害認定調査研修会の実施について、引き続き三県が協力
  • 首都直下地震の発災時に、埼玉県の官民の拠点を活用した東京への物資支援を実施
  • 群馬県内で整備を進めているコンベンション施設及び前橋赤十字病院について、三県の拠点として活用することを検討
  • これまでの成果を踏まえ、東京都と首都直下地震支援に関して協議を行う
  • 震度7レベルの地震に連続して襲われることも想定した耐震基準のあり方について、国に対する研究の働きかけ

(4)ラグビーワールドカップ2019開催気運の醸成

これまで、ラグビーワールドカップ2019の開催気運の醸成に関する共同研究を実施し、三県の連携によるPR方策などを検討してきたことを受け、次の点で合意した。

  • 効果的なPRを展開するため、各県で行われるトップリーグの試合会場において、埼玉・熊谷開催のPRを実施
  • 三県のラグビーフットボール協会と連携し、ラグビー交流試合など三県の子ども達の交流について検討

(5)歴史文化遺産の活用・発信

会議当日、新たなテーマとして、三県の歴史文化遺産の活用・発信について意見交換を行い、次の点で合意した。

  • 三県の歴史文化遺産を磨き上げ、連携してその魅力を分かりやすく伝えるストーリーをつくる
  • 共同イベントの開催等、三県で連携して歴史文化遺産の発信を進めていく

2 次回の開催

 埼玉県主催で開催する。

三県(群馬県・埼玉県・新潟県)知事会議へ戻る