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第5回三県知事会議の結果概要
更新日：2013年9月3日
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平成25年1月31日（木曜日）に埼玉県で開催された第5回三県知事会議では、これまでの検討成果を踏まえて意見交換を行い、さらに連携を進めることで合意しました。
1 合意事項
（1）空港を活用した相互観光の推進
- 「縦断ゴールデンルート」ＰＲのため、海外メディアを招聘し、取材記事を掲載した旅行雑誌等の別冊を作成するなど、三県共同による観光ＰＲを引き続き実施。
- 北陸新幹線の開通を見据えた魅力ある観光ルートや台湾などでの三県共同ＰＲについて研究検討。
（2）対岸貿易による産業振興の共同研究
- 北東アジアマーケット開拓に向けたビジネスモデルのセミナー開催や三国トンネルの早期整備に向けた関係機関への働きかけの実施。
- 本テーマに関連して、三県商工会議所連合会代表との意見交換会において、三県商工会議所連合会同士による定期的な交流会の開催など今後の連携に合意。
（3）生活サポート産業振興に関する共同研究
- ニーズ、シーズや成功事例の情報共有が進み、各県開催の展示会・商談会への相互参加も定着するなど、一定の成果を得ることができたため、今後は研究会というスタイルは取らずに各県開催の展示会、商談会への相互参加を推進。
- 製品の開発や販売等のネックとなっている問題点をピックアップし、特区や制度改正による規制緩和を求める方向で調整。
（4）三県農業系公設試の連携による調査・研究の効率的推進
- 三県で病害虫の発生情報を交換するほか、マイナー作物の病害虫農薬登録、コクチバス駆除推進、畜産臭気対策など、先進県のノウハウ等について情報提供を実施。
（5）次世代自動車に関する共同研究
- これまでの研究において長距離走行モデル地域の形成等については、一定の成果。今後は、設置された充電インフラの利用について検証。
- 国交省が超小型モビリティの普及に取り組むこともあり、特定のエリアにおける電気自動車の利用状況について、調査を実施。
（6）防災協力体制の可能性の共同研究
- 平時と災害時の取組を盛り込んだ防災協定に合意し、本日、調印。
- 今後は、協定に基づく平素の取組や新たな共同研究テーマについて、「連絡会議」において取組を推進。
（7）その他
- マツクイムシの被害や鳥獣被害への対策について、次回までに課題を整理。
2 次回の開催
群馬県主催で開催する。
