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【11月11日】建設キャリアアップシステムの活用モデル工事の試行について(建設企画課)

更新日:2020年11月11日 印刷ページ表示

建設技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境の整備に向けて(建設業におけるDXの推進)

 建設キャリアアップシステム(以下「CCUS」という。)とは、建設業に従事する技能者の現場における就業履歴や保有資格、社会保険加入状況などを、技能者に配布するICカードに登録し、現場に配置したカードリーダーにタッチすることで、日々の仕事の履歴を蓄積できるシステムのことで、このCCUSの活用により、技能者の能力や経験を統一した基準で評価し、技能に見合った処遇が受けられるよう、改善していく仕組みのことです。
 県土整備部では、平成31年4月から本格導入された、CCUSの普及とシステム登録の促進に向け、県土整備部が発注する工事を対象に工事現場でのCCUSの実施に必要なカードリーダーの購入・設置やCCUSへの新規登録者の拡大を図るため、モデル工事の試行を開始します。

1.試行の概要

対象工事

 県土整備部が発注する工事のうち発注者がモデル工事として選定した工事及び受注者が希望する工事。

試行の特徴

  1. 発注者が以下の費用を現場管理費として計上し、初期費用を軽減。
    • カードリーター設置費用(新規購入に限る)
    • 現場利用料(カードタッチ費用)
  2. CUSへの新規登録事業者数や新規登録技能者数、新たなにカードリーダーを購入・設置した工事を群馬県建設工事成績評定要領の監督員「創意工夫」の項目で、工事完成検査時に達成状況に応じて加点。
  3. CUSを活用した受注者が提出する書類作成の簡素化による仕事の効率化

2.今年度の取組方針

  • 各土木事務所(上信道建設事務所含む)で、発注者指定型を2件以上実施、受注者希望型の公告を5件以上実施。
  • CCUSを受注した受注者あてにアンケート調査を実施し、モデル工事の効果の検証及び、CCUSのメリット・デメリットを整理し、次年度以降の取組みに反映。