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【4月26日】令和3年群馬県農畜産物等の輸出金額について(ぐんまブランド推進課)

更新日:2022年4月26日 印刷ページ表示

 群馬県農畜産物等輸出推進機構にて、県内農畜産物及び食品の令和3年輸出金額を調査した結果、前年の輸出金額を約27%上回る14億9百万円となりました。
 海外で人気の高い「牛肉」や「酒類」は順調に増加する一方、「青果物」は前年を下回る結果となりました。

1 令和3年の特徴

  1. 「畜産物」のうち牛肉は、EUや北米での社会経済活動の再開に係る外食需要が回復し、飲食店向けの輸出が伸びたことなどから、輸出額が好調に推移し、前年比約37%の増加となりました。
  2. 「農産加工品」のうち、県の特産であるこんにゃく製品が約70%を占めています。こんにゃく製品は、近年、健康食品として海外での認知度が向上してきており、輸出量も増加しています。
  3. 「青果物」は新たに輸出に取り組む生産者が増加したものの、世界的なコンテナ不足と物流の停滞による輸送の遅れや品質劣化などへの懸念から、輸出額は減少しました。
輸出状況
区分 令和2年輸出額
(千円)
令和3年輸出額
(千円)
前回比 主な輸出先
牛肉
(牛肉・鶏肉・豚肉)
643,377 879,226 136.7% EU、北米、香港、東南アジア
農産加工品
(こんにゃく製品・加工品)
405,941 468,323 115.4% 香港、東南アジア、EU、韓国
青果物 23,232 9,281 39.9% 東南アジア
酒類 29,139 48,435 166.2% 北米、台湾、東南アジア、EU
その他 8,694 3,802 43.7% 東南アジア、北米、EU、香港
合計 1,110,383 1,409,067 126.9%  

2 令和4年度の主な取組

 輸出に取り組む生産者等の育成や、海外マーケットに対応した生産振興と産地育成等により、県産農畜産物等の輸出促進及び海外販路の開拓・拡大に取り組みます。

  1. 畜産物については、畜産コンソーシアムの運営やプロモーション活動を支援します。
  2. 青果物については、東南アジアや香港などの商流拡大に努めるほか、輸入規制を緩和した台湾への輸出再開に向け、バイヤー招へい商談会等を実施します。
  3. 令和2年度より新規市場として販路開拓に取り組んでいる中東地域において、輸出販路の拡大や県産農畜産物等の知名度向上・定着のための現地プロモーションを実施します。