ページの先頭です。
現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第86号(令和2年11月) > 質疑及び一般質問(3面)(令和2年11月)

本文

質疑及び一般質問(3面)(令和2年11月)

令和2年9月25日、28日、30日に開催された本会議(質疑及び一般質問)では、次の議員が質問を行いました。

質疑及び一般質問の映像はこちら令和2年第3回前期定例会(群馬県議会インターネット中継)<外部リンク>

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

9月25日(金曜日)

特別支援学校の施設整備について 自由民主党 臂 泰雄

臂 泰雄議員の写真
臂 泰雄議員

質問:施設の老朽化や教室不足の状況、児童生徒数の推移について伺います。また、伊勢崎特別支援学校など早急な整備が必要な学校に対する今後の取組についても伺います。

回答:全体の児童生徒数が減少する中、特別支援学校の児童生徒数は平成19年度の約1.3倍に増加し、教室も4校で29教室が不足しています。修繕しながら使用してきた校舎の老朽化も課題となっており、保護者の方々が安心して子どもを通わせることができるような学校の整備に計画的に取り組んでまいります。

ウィズコロナ時代の観光について リベラル群馬 後藤 克己

後藤 克己議員の写真
後藤 克己議員

質問:コロナ禍において、従来の観光素材を活用した情報発信は難しい面もありますが、今後、観光素材の発掘や磨き上げ、情報発信をどのように進めていくのでしょうか。

回答:現在、有望な観光素材について、新しい生活様式を踏まえた視点からさまざまな検討を行っています。tsulunosを使った動画による観光情報発信など、情報発信の思い切ったデジタル化に取り組み、本県の恵まれた自然環境や観光資源を生かし、開放的で感染リスクの低い新たな観光スタイルをいち早く提案し、ウィズコロナ時代の観光誘客を先取りしてまいります。

CSF(豚熱)ワクチン接種費用の負担軽減について 自由民主党 狩野 浩志

狩野 浩志議員の写真
狩野 浩志議員

ワクチン接種の様子の写真
ワクチン接種の様子

質問:全国第4位の飼養頭数を誇る本県の競争力を確保していくため、手数料の減免等による養豚農家の負担軽減が必要と考えますが、いかがでしょうか。

回答:4月以降はワクチン接種の実費相当額で1頭当たり340円の手数料を納付いただいております。本県では毎月10万頭以上の豚にワクチン接種を行っているため、家畜防疫員の人件費相当額を手数料で賄えておらず、不足分は県が負担しているのが現状です。接種費用は養豚農家の大きな負担となっていますので、改めて国に対して財政的な支援などを強く働きかけてまいります。

令和元年台風第19号による多野藤岡地区の災害復旧状況と防災減災対策の今後の取組について 令明 金沢 充隆

金沢 充隆議員の写真
金沢 充隆議員

質問:多野藤岡地区の災害復旧状況と今後の防災減災対策の取組について伺います。

回答:県・市町村管理施設の復旧工事の進捗状況は、9月末で発注は約9割、完成は約2割ですが、今年度末までには、発注は100%、完成は約7割を目指し、現場管理に取り組んでまいります。今後は、治水対策の重点的な推進などのハード面と、地域ごとの防災マップづくりなどのソフト面が一体となった防災減災対策を進めてまいります。

9月28日(月曜日)

国道354号館林インター前交差点の課題と今後のあり方について 自由民主党 多田 善洋

多田 善洋議員の写真
多田 善洋議員

質問:国道354号館林インター前交差点で慢性化している渋滞について、県の現状認識と今後の対応について伺います。

回答:この交差点では、太田方面からの車両により、時間帯によっては500メートルを超える渋滞が確認されています。昨年11月には時差式信号を右折矢印信号に変更し、現在、右折矢印信号の青時間の延長などにより、渋滞が緩和できるよう進めているところです。今後も警察と連携を図るとともに、対策の効果を見極めた上で、交差点の構造改良の必要性について検討してまいります。

障がい者の分身ロボットOriHime(オリヒメ)の活用について 公明党 水野 俊雄

水野 俊雄議員の写真
水野 俊雄議員

OriHime(オリヒメ)の写真
OriHime(オリヒメ)

質問:デモンストレーションも交えてOriHimeを活用し、広く啓発すべきと思いますがいかがでしょうか。

回答:オリヒメは、外出が困難な障がい者でも遠隔操作で簡単に動かせるといった特長があり、障害者雇用の推進にあたり期待できる発明です。一般県民や県内企業が直接オリヒメに触れる機会をつくることは、新たな障がい者雇用の可能性を理解してもらう上で意義深く効果も期待されますので、今後の障害者雇用の啓発事業の中での活用を検討してまいります。

県立図書館への電子書籍導入の取組について 自由民主党 斉藤 優

斉藤 優議員の写真
斉藤 優議員

質問:図書館サービスの一環として、県立図書館に電子書籍を導入すべきと考えますが、県の取組状況について伺います。

回答:電子書籍の貸出サービスには、利用者が図書館に出向く必要がなくなり、文字の読み上げや拡大によりバリアフリーが図られるなどのメリットがある一方で、コンテンツの少なさやコストの高さなどの課題もあります。先行事例の利用実績やコストなどの情報収集を行い、コンテンツの広がりも見極めながら、今後の在り方を検討してまいります。

東邦亜鉛の有害スラグ完全撤去について 日本共産党 伊藤 祐司

伊藤 祐司議員の写真
伊藤 祐司議員

質問:県の環境行政への信頼を取り戻すには、東邦亜鉛等の違反企業に対する厳しい処分と、住民が求める有害スラグの完全撤去を実現させるための毅然(きぜん)とした対応が必要ではないでしょうか。

回答:土壌環境基準等を超過する有害物質が検出された非鉄スラグが、路盤材原料として出荷されたことは、極めて遺憾であり、深刻に受け止めています。県では、東邦亜鉛等に対し、廃棄物処理法及び県の基準に基づき、行政処分を行ったところです。また、これまで土壌汚染は確認されていませんが、引き続き、同社に対して、使用箇所の全容解明、環境調査及び必要な措置の早期完了を指導します。

9月30日(水曜日)

千代田町と熊谷市を結ぶ利根川新橋の架橋について 自由民主党 森 昌彦

森 昌彦議員の写真
森 昌彦議員

質問:利根川新橋の進捗状況と今後どのように取り組んでいくかについて伺います。

回答:利根川新橋のルート選定において最大の課題となっていた「妻沼グライダー滑空場」等の移設について、埼玉県と合同で関係機関と具体的な調整を始めたところです。今後も、利根川新橋については、見直し中の県土整備プランでも「着手に向けて検討する事業」と位置づけ、引き続き、埼玉県と連携しながら、事業化を目指し、ルートや道路計画の熟度を上げるよう努力してまいります。

コロナ禍での誹謗(ひぼう)・中傷について リベラル群馬 本郷 高明

本郷 高明議員の写真
本郷 高明議員

質問:コロナ禍での誹謗・中傷が問題となっています。県を挙げて、誹謗・中傷を防止するための取組が必要と考えますが、知事の所見を伺います。

回答:新型コロナウイルスに感染した方などに対する誹謗中傷等は、あってはならないことです。県は、あらゆる広報媒体を活用して、差別や偏見、誹謗中傷等の防止を呼びかけています。また、インターネット上の誹謗中傷等に対しては、全国初となる条例を策定中です。引き続き、あらゆる場面を捉えて、差別や偏見、誹謗中傷等の防止に向けて、粘り強く発信してまいります。

県防災ヘリコプター後継機導入の進捗状況等について 自由民主党 伊藤 清

伊藤 清議員の写真
伊藤 清議員

防災ヘリコプター「はるな」イメージ図 の画像
防災ヘリコプター「はるな」イメージ図

質問:後継機導入に係る進捗状況と運航再開に向けた取組について伺います。

回答:防災ヘリコプターの後継機は、県への12月納入に向けて、国内の工場で必要な装置の取り付けや、試験飛行などを行っているところです。運航再開に向けて、群馬ヘリポートに防災航空センターを設置し、ヘリコプターの運航管理に精通した自衛隊OBを採用したほか、運航に関する規程類の見直しを行っており、確実な安全確保の手順や体制の整備を進めているところです。

学校教育におけるICT環境整備後の活用について 自由民主党 中沢 丈一

中沢 丈一議員の写真
中沢 丈一議員

質問:県立高校や小中学校において、ICT環境の整備が進められた後、どのように活用していくかが重要ですが、今後の活用に向けた取組について伺います。

回答:ICTを活用して、個別最適化された学習を推進し、子どもたち一人一人の資質・能力をより伸ばしていくことが大切だと考えています。県立高校等では、ICTを活用した群馬ならではの教育モデルを全校で推進していき、小中学校では、思考を深める協働学習やAIドリルを活用した個別最適化した学び等を行う予定です。


現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第86号(令和2年11月) > 質疑及び一般質問(3面)(令和2年11月)