ページの先頭です。
現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第85号(令和2年7月) > 質疑及び一般質問(3面)(令和2年7月)

本文

質疑及び一般質問(3面)(令和2年7月)

令和2年5月28日、29日、6月2日に開催された本会議(質疑及び一般質問)では、次の議員が質問を行いました。

質疑及び一般質問の映像はこちら令和2年第2回定例会(群馬県議会インターネット中継)<外部リンク>

質疑及び一般質問の中から一部を掲載します。

5月28日(木曜日)

新・総合計画の内容について 自由民主党 安孫子 哲

安孫子 哲議員の写真
安孫子 哲議員

質問:新・総合計画については、20年後を見据えたビジョンと10年間の基本計画を策定すると承知していますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、内容に変化はあったのでしょうか。

回答:ニューノーマルにおける群馬県を考える上で非常に重要な視点として、新たな価値を生む力である「社会・経済のデジタル化(Society5.0)」と安全性・持続性を追求する「SDGs」の2つの方向軸を、新たなコンセプトとして設定しました。この2つの方向軸を最大化した先にある「自立分散型の地域社会」を目指します。

高校スポーツや文化等の全国大会中止に伴う代替大会の開催について リベラル群馬 角倉 邦良

角倉 邦良議員の写真
角倉 邦良議員

ぐんまちゃんの画像
ぐんまちゃん

質問:これまで熱心に部活動に取り組んできた全ての高校3年生の悔しさを推し量れば、県レベルの大会の開催など、部活動の集大成の舞台を用意すべきと考えますが、知事の所見を伺います。

回答:安全に部活動が再開できる段階において、高校生のためにも活躍の場が与えられることが望ましく、競技ごとに実施方法等を工夫しながら、何らかの形で実現できるよう検討してもらいたいと考えています。文化部の生徒にも、今までの成果を発表できる場があるとよいと考えています。

食品残渣(ざんさ)を利用した発電について 自由民主党 泉沢 信哉

泉沢 信哉議員の写真
泉沢 信哉議員

質問:食品残渣(ざんさ)を利用した発電システムは、環境負荷を軽減し循環型社会に大きく寄与する仕組みであり、停電時における地域の電力を補完するシステムとなりえますが、今後の推進について伺います。

回答:食品残渣(ざんさ)を利用した発電システムは、エネルギーの地産地消・自立分散化を通じて地域内で資金が循環するとともに、災害時にも熱や電力の確保が可能になります。また、リサイクル率の向上にも寄与し、循環型社会の構築に資すると考えます。今後とも、こうした発電システムを含むリサイクルの取組について情報発信を行うとともに、技術的な助言、補助制度等の情報提供などの支援に努めていきます。

コロナショックによる県の業務・予算の見直しについて 令明 井田 泰彦

井田 泰彦議員の写真
井田 泰彦議員

質問:当初予算において「改革+創造予算」を編成したところですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、業務や予算のさらなる見直しが必須と考えます。知事の考えを伺います。

回答:県政運営をコロナとの長期戦に耐えられる「withコロナ」モードに切り替えていく必要があると考えています。しっかり取り組むべき事業は、国の交付金等を最大限に活用して行い、予定どおりの実施が難しい事業は見直して、限られた財源やマンパワーにメリハリをつけていきます。

5月29日(金曜日)

高齢者施設へのバックアップ体制の強化について 自由民主党 岩井 均

岩井 均議員の写真
岩井 均議員

質問:新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、衛生・防護用品を備蓄するなど高齢者施設への「バックアップ体制」の強化を図っておくべきと考えますが、どのように取り組んでいくのか伺います。

回答:施設内で感染症が発生した場合に必要となる衛生・防護用品を県で購入・備蓄し、今後、施設で感染症が発生した場合には、速やかに必要な物品を届け、施設の職員が安心して介護に従事できるよう、しっかりバックアップをしてまいります。

宿泊業への支援について 公明党 福重 隆浩

福重 隆浩議員の写真
福重 隆浩議員

愛郷ぐんまプロジェクトの画像
愛郷ぐんまプロジェクト

質問:新型コロナウイルス感染症により、県外からの移動が制限される中、県民の県内宿泊を促すような施策が必要と考えますが、産業経済部長の所見を伺います。

回答:首都圏の方々を対象とした誘客活動に直ちに取り組むことが難しい状況であるため、県民の皆さまに県内宿泊を促すことは重要な視点です。観光業は極めて裾野の広い産業であり、宿泊業への支援は、本県経済を回復させる上で大きな波及効果が期待されますので、ご提案の取組を含め検討してまいります。

学校再開後の生活支援について 自由民主党 松本 基志

松本 基志議員の写真
松本 基志議員

質問:児童・生徒が安心して学びを続けるため、休業期間中における対応と、学校再開後にどのような支援を行うか伺います。

回答:休業期間中の対応に関しては、担任による家庭訪問や電話連絡に加え、養護教諭やスクールカウンセラー等が子どもや保護者の相談に応じてきました。また、「ぐんま高校生オンライン相談」を昨年より約3カ月前倒しして5月20日に開設しました。学校再開後も市町村教育委員会と協力し、関係機関等と連携を図りながら、児童生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、きめ細かな支援に努めてまいります。

「学校給食がなくなる日」について 自由民主党 高井 俊一郎

高井 俊一郎議員の写真
高井 俊一郎議員

質問:一斉休校を機に学校給食の継続が危ぶまれる地域が散見されますが、県としてどう対応していく考えか伺います。

回答:学校の臨時休校により、給食事業者は厳しい状況にあると承知しています。県としては、全国知事会や全国教育長協議会を通じて、国に対し、給食事業者へのさらなる支援の拡充を要望しているところです。各学校において、持続的かつ安定的に給食を維持していくことは極めて重要であることから、給食事業者、県給食会、市町村教育委員会といった関係者を交えて、一緒に検討してまいりたいと考えています。

6月2日(火曜日)

わたらせ渓谷鐵道について 自由民主党 今泉 健司

今泉 健司議員の写真
今泉 健司議員

わたらせ渓谷鐵道の写真
わたらせ渓谷鐵道

質問:地元のみならず県においても大変重要な路線である「わたらせ渓谷鐡道」の在り方も含めた知事の所見を伺います。

回答:わたらせ渓谷鐡道は、沿線の方々にとって、日常生活に欠かすことのできない身近な移動手段です。少子高齢化の進展により、ますます厳しい経営状況になることが予想されますので、鉄道事業者として不断の経営努力をしていただき、県としては、地域の重要な移動手段、そして、本県が誇れるコンテンツの1つとして、末永く存続できるよう、沿線自治体と連携し、引き続き支援してまいります。

電話やオンラインによる診療等の推進について リベラル群馬 小川 晶

小川 晶議員の写真
小川 晶議員

質問:電話やオンラインにより、自宅で初診からの診療や服薬指導が受けられるようになりましたが、県内の実施状況や県民への周知を含めた県の取組状況はいかがでしょうか。

回答:再診を含む電話やオンラインによる診療を実施している医療機関は全体の約2割、服薬指導をしている薬局は全体の約5割となっています。県ホームページで、医療機関や薬局の情報、受診方法を紹介しておりますが、今後は、さらにさまざまな媒体を活用し、周知してまいります。

今後の経済対策について 自由民主党 井下 泰伸

井下 泰伸議員の写真
井下 泰伸議員

質問:県の今後の経済対策について、どのように考えていますか。また、外出自粛要請や大型連休中の営業自粛により、県内の観光業界は特に大きな打撃を受けており、最も支援が必要と考えますが、知事の考えを伺います。

回答:雇用を維持し、経済を再び活性化させるための対策について、国の補正予算も最大限に活用しながら、対応していかなければならないと考えています。観光業への支援については、まずは、県民を対象に、県内宿泊を支援するキャンペーンを実施します。

新型コロナウイルス感染症拡大による中小企業支援のための本県制度融資の状況について 自由民主党 橋爪 洋介

橋爪 洋介議員の写真
橋爪 洋介議員

質問:経営サポート資金と新型コロナウイルス感染症対応資金について伺います。

回答:4月に、大幅な金利引き下げと、信用保証料の全額を県が負担する「新型コロナウイルス感染症対策資金」を経営サポート資金の中に設けました。5月には、過去最大の融資枠で、信用保証料の減免、全国トップクラスとなる最長7年間の利子補給を行う「新型コロナウイルス感染症対応資金」を創設しました。両資金により、県内事業者の事業継続を支援してまいります。


現在の位置 議会トップページ > 群馬県議会だより > 第85号(令和2年7月) > 質疑及び一般質問(3面)(令和2年7月)