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防災・減災対策特別委員会が県外調査を実施しました(令和元年7月23日(火曜日)~25日(木曜日))

1 調査目的

下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 危機管理体制に関すること
  2. 地域防災対策に関すること
  3. 災害時における関係機関との連携・協力体制に関すること
  4. 災害に強い県土を築く防災・減災対策に関すること

2 調査年月日

令和元年7月23日(火曜日)~25日(木曜日)

3 調査内容

(1)人と防災未来センター(兵庫県神戸市)

 人と防災未来センターは、国の支援を得て平成14年4月に兵庫県が設置し、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構が運営を行っています。阪神・淡路大震災の経験を語り継ぎ、その教訓を未来に生かすことを通じて、災害文化の形成、地域防災力の向上、防災政策の開発支援を図り、安全・安心な市民協働・減災社会の実現に貢献することをミッションとしており、「減災社会の実現」と「いのちの大切さ」「共に生きることの素晴らしさ」を世界へ、そして未来へと発信しています。
 館内には、震度7の揺れを映像と音声で体感するシアターや、火災に見舞われた町並みを再現したジオラマの展示の他、震災の記憶のフロアや防災・減災体験のフロアなどの展示が用意されています。
 ついては、今後の防災・減災対策の参考とするため、当該施設における取り組みの現状等について調査を行いました。

人と防災未来センターにて集合写真
人と防災未来センターにて

(2)野島断層保存・北淡震災記念公園(兵庫県淡路市)

 野島断層保存・北淡震災記念公園は、阪神大震災を引き起こした野島断層を約140メートルにわたって屋内保存しています。実物を見ることで、映像や写真では表現できない地震の凄まじさと脅威を感じてもらい、地震に備える大切さを伝えています。
 また、園内には、断層の真横でも壊れなかった家を「地震に強い家」として保存公開しているほか、阪神大震災のときの神戸市の揺れと、東日本大震災のときの宮城県栗原市での実際の揺れを再現して比較する体験設備も設けられています。
 ついては、今後の防災・減災対策の参考とするため、当該施設における取り組みの現状等について調査を行いました。

野島断層保存・北淡震災記念公園の取組について説明を受ける様子写真
野島断層保存・北淡震災記念公園の取組について説明を受ける

(3)兵庫県広域防災センター(兵庫県三木市)

 兵庫県は、阪神・淡路大震災を教訓に、救護物資や救助資機材等の備蓄機能、災害時における県内外からの救援物資の集積・配送機能及び応急活動要員の駐屯・宿営機能を備えた広域防災拠点を県内6箇所に整備しました。
 兵庫県広域防災センターは、隣接する県立三木総合防災公園とともに「三木全県広域防災拠点」を形成し、広域防災拠点ネットワークの中核として、全県域をカバーする総合的な機能とともに、東播磨地域、神戸地域及び阪神北地域の広域防災拠点の機能の両方を併せ持った施設として設置されました。
 兵庫県広域防災センターでは、県民一人ひとりが自分たちの街は自分たちで守るという防災意識を高めるために、県民を対象とした体験型の学習や訓練を実施しています。
 ついては、本県の防災・減災対策の参考とするため、当該施設における取組について調査を行いました。

兵庫県広域防災センターの取組について説明を受ける様子写真
兵庫県広域防災センターの取組について説明を受ける

(4)兵庫県庁(兵庫県神戸市)

 フェニックス防災システムは、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、地震災害だけでなくあらゆる災害に迅速に対応できる総合的な防災情報システムとして兵庫県が整備しました。このシステムは、災害情報や気象情報の収集・提供、被害予測などの機能や需給推計・タイムライン機能を持ち、迅速で的確な初動・応急対応を支援し、被害予測、災害速報、災害状況図表示機能など災害対策本部の意思決定を支援するトータルシステムとなっています。
 インターネット技術を全面的に採用してシステム構築し、県民に対してはホームページによる防災関連情報を提供しています。また、災害時の初動・応急対応を円滑に進めるため、県の関係機関をはじめ、市町、消防本部、警察本部、警察署、消防庁、自衛隊、海上保安部、ライフライン事業者等に防災端末を設置し、関係機関との連携を強化するとともに、情報の共有化を図っています。加えて、本システムを防災関連情報の共通基盤とするため、県庁内防災関連システムと積極的に連携を図っています。
 ついては、本県の防災・減災対策の参考とするため、兵庫県における取組について調査を行いました。

兵庫県庁の取組について説明を受ける様子写真
兵庫県庁の取組について説明を受ける

4 出席委員

委員長:星野寛、副委員長:伊藤清
委員:伊藤祐司、委員:角倉邦良、委員:中島篤、委員:あべともよ、委員:安孫子哲、委員:川野辺達也、委員:本郷高明、
委員:松本基志、委員:大林裕子、委員:牛木義


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