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群馬県議会だより 第71号
題字は共愛学園高等学校2年生 書道部 萩原 麗奈さんの書道作品です。
新年のごあいさつ
群馬県議会議長 星野 寛
明けましておめでとうございます。
平成29年の新春を迎えるにあたり、県民の皆様に、県議会を代表して、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。
昨年は、本県ゆかりのＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」が放映になり、舞台となった県内各地には大勢の皆様が来県され、本県の魅力を全国にお伝えする絶好の機会になりました。
県議会では「県民に開かれた議会」、「県民の意思が反映される議会」を基本理念とする議会基本条例に基づき、積極的な活動を行いました。
選挙権年齢が18歳以上となったことを踏まえ、県内高校生と議長・副議長との意見交換会や「高校生×（かける）県議会議員」など、高校生を対象とした啓発事業を新たに実施したほか、大学生に政治への関心を持ってもらうため、「ぐんまシチズンシップ・アカデミー」に引き続き取り組みました。
また、全国都道府県議会議長会副会長として、地方が抱える多くの課題について、国に申し入れや提言を行ったところであります。
新たな年を迎え、地方創生に向けた取り組みがさらに加速される中、地方議会の役割はますます重要になっています。喫緊の課題である人口減少対策とともに、近年全国各地で頻発する地震や台風による大規模災害に対する防災・減災対策等に全力で取り組み、県民の皆様の安全・安心な暮らしを守るとともに、活力ある群馬県の実現に努めて参ります。
結びに、皆様方のますますの御健勝と御活躍を心から祈念申し上げまして、ごあいさつといたします。