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総務企画常任委員会が県内調査を実施しました(平成28年1月27日)
1 調査目的
総務企画常任委員会所管事項より、県立女子大学の管理運営について、及び公有財産の維持管理について県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
2 調査期日
平成28年1月27日(水曜日)
3 調査項目
(1)群馬県立県民健康科学大学(前橋市)
県立県民健康科学大学は、医療短期大学からの改組により平成17年4月に4年制大学として開設され、看護師、保健師、診療放射線技師の養成を行うため「看護学部看護学科」と「診療放射線学部診療放射線学科」の2学部2学科を設置し、統合カリキュラムによる専門職養成教育などを効果的に展開しています。
また、平成21年4月からは大学院修士課程が開設され、看護学研究科及び診療放射線学研究科の設置により、医療現場を支えるリーダーの育成を図るとともに、平成24年4月からは地域連携センターの設置により地域貢献の取組を強化し、研究成果の地域への還元に努めています。
さらに、平成28年4月からは大学院博士課程を開設し、より高度な専門知識と技術を兼ね備えた指導者を養成することにより、県民の保健・医療・福祉環境の更なる向上を目指しています。
県民健康科学大学における調査風景
県民健康科学大学前にて
(2)群馬県立女子大学(佐波郡玉村町)
県立女子大学は、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究するとともに、家庭生活の向上及び地域社会における文化の進展に積極的に寄与し、更に国際化社会に対応し得る幅広い教養と豊かな情操を備えた女性(人材)を育成することを目的として昭和55年に開設され、「文学部(国文学科、英米文化学科、美学美術史学科、総合教養学科)」と「国際コミュニケーション学部(英語コミュニケーション課程、国際ビジネス課程)」の他、「大学院(文学研究科、国際コミュニケーション研究科)」も設置されています。
また、付属機関として、グローバル化社会に対応した人材育成と国際交流の促進に寄与することなどを目的に設立された「外国語教育研究所」の他、「群馬学センター」、「地域日本語教育センター」、「キャリア支援センター」などが設置されています。
県立女子大学における調査風景
県立女子大学前にて
~今後の公立大学法人化に向けて~
なお、昨年11月に両大学を公立大学法人化する方針が示され、平成30年度を目途に「1法人2大学」とすることで準備が進められることとなっていることから、今後の公立大学法人化に向けた参考とするために両大学の現状等について調査を行いました。
4 出席委員等
委員長:須藤和臣、副委員長:金井康夫
委員:南波和憲、委員:織田沢俊幸、委員:萩原 渉、委員:伊藤祐司、委員:小川 晶、委員:大和 勲、委員:井田泰彦