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危機管理対策特別委員会が県外調査を実施しました(平成27年11月11日~13日)

1 調査目的

下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 危機管理体制に関すること
  2. 地域防災対策に関すること
  3. 防災・減災に向けたインフラ整備に関すること

2 調査期間

平成27年11月11日(水曜日)~13日(金曜日)

3 調査内容

(1)狩野川放水路(静岡県伊豆の国市)

 狩野川放水路は、昭和33年の狩野川台風により死者・行方不明者853名に及んだことから狩野川の洪水防止の要として、昭和40年に完成しました。伊豆長岡町の狩野川から沼津市江浦湾にそそぐ約3キロメートルの人口水路です。途中に2箇所のトンネル区間を有し、全国の放水路の中でも珍しい構造となっています。また、今年の台風18号で狩野川流域も浸水する可能性があったが、同放水路を開放し浸水を回避した実績もあることから防災インフラとして注目されています。
 ついては、本県における防災インフラ整備と洪水被害防止の観点の取組みの参考とするため、「防災・減災に向けたインフラ整備」の観点から調査しました。

狩野川放水路にて様子写真
狩野川放水路にて

(2)静岡県地震防災センター(静岡県静岡市)

 静岡県地震防災センターは、県民に広く利用していただき、東海地震に立ち向かうための知識と技術の普及向上、防災意識の高揚を図るとともに、災害の体験や見学を通して自主防災組織の活性化や防災知識の啓発を図ることを目的として開館されたものです。館内には、地震体験や消火体験コーナー及び津波シアター等が設けられています。
 ついては、本県における地域防災対策の構築の参考とするため、「地域防災対策」構築の観点から調査しました。

静岡県地震防災センターで説明を受ける様子写真
静岡県地震防災センターで説明を受ける

(3)静岡県庁(静岡県静岡市)

 静岡県は、全ての危機を一元的に総括、調整する危機管理監を設置するとともに、危機管理監の下で司令部としての役割を果たす危機管理局が設置されています。また、危機管理監が静岡県及び静岡県周辺における地震災害を始め、部局横断的に、危機事案を一元的に統括し、調整し危機事案に対処する危機管理体制や東海地震等を踏まえた当県の消防団等の自主防災組織の維持・活性化についての取組について、本県における危機管理体制の充実強化や「地域防災対策」の構築の観点から調査しました。

静岡県危機管理センターで説明を受ける様子写真
静岡県危機管理センターで説明を受ける

(4)東京臨海広域防災公園(東京都江東区)

 東京臨海広域防災公園は、首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター及び広域支援部隊等のベースキャンプ、災害医療の支援基地として機能する防災拠点施設です。
 平常時には、防災に関する情報交換や各種シュミレーション・訓練や広く国民に対して様々な体験・学習・訓練を通じて、防災への関心を高め、実際に災害に対応できる知識・技術、自助・共助の心を習得する場として使用されています。
 ついては、同公園の防災拠点施設や災害体験学習施設(災害に関する知識、技術を普及するための施設)の取組について、本県における「危機管理体制」の充実や「地域防災対策」構築の観点から調査しました。

東京臨海広域防災公園オペレーションルームを視察する様子写真
東京臨海広域防災公園オペレーションルームを視察

4 出席委員等

委員長:腰塚 誠、副委員長:井田 泉
委員:須藤昭男、委員:岩上憲司、委員:あべともよ、委員:水野俊雄、委員:岸 善一郎、委員:酒井宏明、委員:高橋 正、委員:山崎俊之、委員:本郷高明


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