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文教警察常任委員会(警察本部関係)(平成25年10月1日)

1.開催日時

 平成25年10月1日 10時00分~11時59分

2.開催場所

 302委員会室

3.出席委員

 委員長:須藤和臣、副委員長:清水真人
 委員:塚越紀一、委員:松本耕司、委員:星野寛、委員:大沢幸一、委員:新井雅博、委員:福重隆浩、委員:井下泰伸

4.欠席委員

 なし

5.主な質疑

(1)第116号議案平成25年度群馬県一般会計補正予算(交通安全施設整備事業)について

新井委員
 信号機の設置について、国の緊急経済対策に対応した平成24年度2月補正予算の繰越分10基と平成25年度当初予算分50基の進捗状況はどうか。

田端交通部長
 補正予算分の10基については、全て工事が完了し、信号機が稼働している。当初予算分の50基については、工事が完了し稼働しているものが5基であり、その他は、設計段階または工事中である。

新井委員
 信号機の新設に時間がかかり過ぎると思うが、その要因は何か。

田端交通部長
 信号機については、予算等の関係で、複数箇所の工事をまとめて一括発注していたため、工期が長くなっていた。

新井委員
 工期短縮に向けた改善策について伺いたい。

田端交通部長
 今後は内部手続き等を早くするとともに、個別に発注することも検討し、工期を短縮したいと考えている。

福重委員
 地域住民からの新設信号機の設置要望箇所数について伺いたい。

田端交通部長
 平成25年8月末現在で、約400箇所である。

福重委員
 信号機を新設する際の基準や優先順位の決め方について伺いたい。

田端交通部長
 交通事故の発生状況、地域住民からの要望、通学路か否か等を総合的に検討し、優先順位を付けている。

(2)悪質運転者に対する指導・取締り状況について

松本委員
 悪質運転者に対する指導・取締り状況について伺いたい。

田端交通部長
 本年8月末現在で、飲酒運転289件、無免許運転465件の検挙を行っている。前年比では、飲酒運転がマイナス57件、無免許運転がプラス26件となっている。

(3)信号機のLED化の推進について

星野委員
 信号機のLED化を進めていると思うが、現状はどうか。

田端交通部長
 平成25年8月末現在で、信号機全体の42.3パーセントの設置状況である。

(4)県警ヘリの活動状況について

星野委員
 県警ヘリが活躍していると聞くが、活動状況はどうか。

高橋地域部長
 本年8月末現在で、飛行回数は325回で対前年同期比プラス23回であり、主な活動内容としては、山岳遭難・水難事故等の捜索救助活動に65回、事件発生時の初動捜査活動に60回、産業廃棄物の不法投棄の調査活動に14回、その他空からのパトロール活動等に186回出動している。

(5)山岳遭難の防止対策について

星野委員
 山岳遭難の防止対策はどのように行っているのか。

高橋地域部長
 関係機関・団体と連携しながら、登山道の点検、危険箇所の把握、整備などにより、遭難防止に努めるとともに、警察広報紙や市町村広報誌等を利用した安全登山の呼び掛け、登山者が多数利用する駅、主要登山口等における安全登山指導と登山届提出の呼びかけ、山岳パトロールの実施、県警ホームページを活用した四季ごとの登山情報の発信等、事故防止に向けた広報啓発活動などを強力に展開している。

(6)高齢者の交通事故防止対策について

大沢委員
 高齢者の交通事故防止対策の状況はどうか。

田端交通部長
 交通上危険があると認められる高齢者に対する通報制度と個別指導、理・美容室等に対する「交通安全ひと声運動」の協力依頼、株式会社セーブオンと「交通安全ひと声運動」「反射材の販売」についての協定の締結、「上州ぴかっと運動」の推進、敬老の日に孫から高齢者へお守り型の反射材を渡す「無事にけぇろー大作戦」の実施、民生委員等による高齢者宅訪問活動等を実施している。

(7)特殊詐欺被害防止資料「読みぐすり詐欺に効く薬」の活用方策について

大沢委員
 ユニークで、読みやすい資料であるが、その活用方法について伺いたい。

小林生活安全部長
 防犯講話や巡回連絡等の警察活動だけでなく、金融機関や病院・薬局、事業所及び市町村等、より多くの機関における資料の配付を予定している。また、若い人たちの意識を高め、家族がお互いに確認し合いながら被害防止対策ができるよう活用していきたい。

(8)上州くん安全・安心メールの効果について

福重委員
 上州くん安全・安心メールの効果について伺いたい。

高橋警務部長
 昨年の事例で、登録者からの情報提供により、高齢者の未帰宅に関する情報配信により早期発見に至った事案、声かけ事案の情報配信により、行為者を特定し、警告した事案、暴行事件の手配により、被疑者を検挙した事案等があった。また、自主防犯意識の向上や安全・安心に関する注意喚起、防犯パトロールや防犯講話を行う際の効果的な情報等として、幅広く役立っていると考えている。

(9)高校生の自転車事故防止対策について

福重委員
 高校生の自転車運転のマナーが悪く、関係する事故も多いと思うが、警察としてどのように対応しているか。

田端交通部長
 県教育委員会と連携し、本年2月、3月、8月に高校生の自転車事故を防止するための検討会を開催した。また、本年5月22日、各学校の交通安全指導担当者が、総合教育センターで講習会を開催した際、交通事故の現状や防止対策、損害賠償等について指導を行った。

(10)女性警察官の幹部への登用拡大について

福重委員
 女性警察官の幹部登用状況について伺いたい。

高橋警務部長
 平成25年4月1日現在で、女性警察官幹部は、警部6人、警部補27人、巡査部長69人となっている。5年前の平成20年と比べると、警部がプラス5人、警部補がプラス12人、巡査部長がプラス21人となり、全ての階級において増加している。

(11)路面標示、道路標識管理に係る民間委託の導入について

新井委員
 路面標示、道路標識管理の民間委託の導入について、どのように考えているか。

田端交通部長
 本年2月に、既に民間委託を実施している静岡県警察に赴き調査しており、現在検討している状況である。

(12)東京オリンピック開催に向けた警察の警備体制について

井下委員
 本県警察としては、どのような対応を予定しているか。

永井警備部長
 様々な国の外国人の県内受入も見込まれることから、知事部局と連絡を密にし、テロ関連情報の収集、テロ対処能力の向上、警備部隊の練度向上、爆発物を製造させないための薬品等販売業者への管理者対策等を推進し、テロ防止対策に強力に取り組んでいきたい。


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