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障がい者・子育て対策特別委員会が県外調査を実施しました(平成25年11月6日~8日)

1 調査目的

 下記事項について県外調査を実施し今後の本県施策の進展に役立てます。

  1. 障がい者雇用、就職支援に関すること
  2. 障がい(児)者に対する教育に関すること
  3. 障がい者の生活支援に関すること
  4. 子育て環境の整備に関すること

2 調査期間

 平成25年11月6日(水曜日)~8日(金曜日)

3 調査項目

(1)株式会社ダックス四国 福山工場(広島県福山市)

 (株)ダックス四国(本社:高知県南国市)は、食品トレーの製造大手であり、障がい者雇用にも積極的に取り組んでいる(株)エフピコ(本社:広島県福山市)の100%特例子会社として設立されました。同社の福山工場においては、主にスーパーマーケット等を通じて消費者から回収された食品トレーの選別業務などを行っており、多くの障がい者の方たちがそれらの作業に携わっています。
 また、同社の且田代表取締役は、障がい者雇用における取り組みの先駆者として全国各地で講演活動等も行っており、去る9月27日(金曜日)に本県で開催された『障害者雇用促進トップセミナー』においても、「トップの考え方で障害者が戦力に!」と題した講演を行っていただきました。
 ついては、本県における特例子会社施策の参考とするため、当該事業所における取り組みの現状等について調査しました。

写真:調査の様子1
障がい者雇用の状況について説明を受ける

(2)徳島県発達障害者総合支援ゾーン(徳島県小松島市)

 徳島県では、小松島市内の旧徳島赤十字病院跡地を活用し、発達障がい(児)者を支援する総合的な拠点として、全国でも例のない『発達障害者総合支援ゾーン』を設置しました。
 ゾーン内には以下の4施設が結集しており、各施設で連携を図って発達障がいのある方やそのご家族に対する支援を行っています。

ア.徳島県発達障害者総合支援センター「ハナミズキ」

 ゾーンを統括する役目の施設であるとともに、発達障がいのある方やそのご家族に対する相談・支援や、発達障がいについての理解を深めるための普及・啓発も行っています。

イ.徳島県立みなと高等学園

 高等学校段階の特別支援学校(平成24年4月開校)として、発達障がいのある生徒を対象に社会的・職業的な自立に向けた教育を行っており、商業ビジネス科、情報デザイン科、生産サービス科、流通システム科の4学科が設けられています。

ウ.徳島赤十字ひのみね総合療育センター

 心身に障がいのある方が利用できる病院の機能をもった社会福祉施設であり、発達障がいのある方に対しても医療面での支援を行っています。

エ.徳島赤十字乳児院

 さまざまな理由によって、家庭で養育できない乳児を養育する児童福祉施設であり、一時預かりなどの支援も行っています。
 ついては、本県における発達障がい者支援施策の参考とするため、当該ゾーンにおける各施設の取り組みの現状等について調査しました。

写真:調査の様子2
みなと高等学園にて教育内容について説明を受ける

(3)愛媛県四国中央市役所(愛媛県四国中央市)~子育て環境四国一を目指すための取り組み~

 四国中央市は、四国のほぼ中央に位置し、高速道路が交差する交通の要衝であるとともに、特に紙製品の工業製造品出荷額で全国1位を誇る人口9万2千人程の都市です。
 また、同市では「子育て支援」「産業活力」「行革ランキング」の3施策について「四国一を目指す」ことを標榜しており、子育て環境の整備に関して各種施策に積極的に取り組んでいます。
 先進的な取り組みとしては、児童の安心・安全を確保するため、総務省の「地域ICT利活用事業」を活用した「子育て支援ユビキタススクール推進事業」により、ICカード利用による『登下校管理システム』や『保護者連絡網システム』の導入などがあります。
 ついては、本県における子育て施策の参考とするため、同市における取り組みの現状等について調査しました。

写真:調査の様子3
四国中央市役所にて

4 出席委員

 委員長:中村紀雄、副委員長:星名建市
 委員:松本耕司、委員:大沢幸一、委員:角倉邦良、委員:水野俊雄、委員:吉山勇、委員:金井康夫、委員:原和隆、委員:安孫子哲


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