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基準器の検査
更新日:2022年12月1日
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基準器とは
基準器は、計量の基準となるもので、計量器の検定や検査で使用されるほか、計量器が正確であることをチェックするために、計量器の製造事業所や修理事業所などで使用されています。
合格した基準器には、基準器検査証印を付けるとともに、基準器検査成績書が発行されます。
なお、基準器検査証印には有効期間が定められています。(例:鋳鉄製の基準分銅…1年)
<参考:基準器検査手数料表>
基準器検査を受検できる者
基準器は計量法上の検定や検査に使用するためのものなので、検査を受検できる者が限定されています。
- 自治体等
- 都道府県知事
- 特定市町村長
- 指定定期検査機関
- 届出製造事業者
- 届出修理事業者
- 指定製造事業者
- 計量士(特定計量器の定期検査に代わる計量士による検査、計量証明検査に代わる計量士による検査、適正計量管理事業所における検査に限る。)
※計量トレーサビリティの根拠とするには、日本校正サービス制度(JCSS)による登録をうけた事業者へ校正を依頼し、JCSSマーク付きの校正証明書を発行してもらってください。
<「トレーサビリティ」とは>
不確かさがすべて表記された切れ目のない比較の連鎖によって、決められた基準に結びつけられ得る測定結果又は標準の値の性質。基準は通常、国家標準または、国際標準。(JISZ8103:2000計測用語より引用)
関連リンク
- 日本校正サービス制度(JCSS)について
- 指定定期検査機関制度について
- 計量士
- 特定計量器定期検査
- 特定計量器の検定等
- 事業の登録・届出(届出製造事業者、届出修理事業者の説明)
- 指定製造事業者制度