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群馬県がん対策推進条例の一部改正に関する意見の募集結果について

更新日:2020年2月6日 印刷ページ表示

 県では、群馬県がん対策推進条例の一部改正について、令和元年12月13日から令和2年1月14日までの33日間、郵便、ファクシミリ、電子メールにより、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
 このたび、寄せられましたご意見(延べ5件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
 なお、寄せられましたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。
 今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

意見募集の題名及び公布(予定)日

群馬県がん対策推進条例の一部改正
令和2年4月1日

意見の提出数

合計4通
(ファクシミリ1通、電子メール2通)
(意見の延べ総数5件)

意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)

提出された意見の概要及び意見に対する考え方

1 県民の役割について

【意見】
 がん患者が適切ながん医療を受けることができ、がん患者やその家族が適切な環境のもとに生活ができる施策の推進に協力することを追記してはどうでしょうか。
【回答】
 県や市町村が講ずる施策への県民の協力については、第4条(第2項)に規定しており、今後も県民の皆さんや関係機関と一体となって、がん患者やその家族が安心して暮らせる地域社会の構築のための施策の推進を図っていきたいと考えています。

2 がんの予防及び早期発見の推進について

【意見】
 小中学生に対するがんに関する正しい知識の普及のほか、関係機関や外部講師の協力を得た学校におけるがん教育の実施、関係機関の連携の推進についての追加を望みます。
【回答】
 がんに関する正しい理解や関心を深めるためのがん教育の実施と関係機関の連携については、第6条(第8号)に規定しており、今後も学校におけるがん教育の推進を図っていきたいと考えています。

3 がん医療の充実について

【意見】
 AYA世代への充実した医療や心のケアに向けて対策が進展することは安心感に繋がります。AYA世代のがん患者が精神面でも取り残されることのないよう対策の充実を願います。
【回答】
 小児がん連携病院やがん診療連携拠点病院等と連携し、就学、就労、妊娠等のAYA世代の特徴に合わせた相談支援・情報提供体制の充実を図り、AYA世代のがん患者の悩みや不安の解消に努めていきたいと考えています。

4 緩和ケアの充実、在宅医療の推進について

【意見】
 介護保険制度の適用対象外となっているAYA世代のがん末期患者への在宅ターミナルケア支援のため、介護サービスが使えるよう取り組んでいただきたい。
【回答】
 AYA世代の在宅ターミナルケアについては深刻な課題が多いと認識しており、若年がん患者やその家族のニーズ、他県の状況や国の動向を把握し、その上で必要な支援策を検討していきたいと考えています。

5 がん患者及びその家族等に対する支援について

【意見】
 入院中の中高生の学生生活として、教員の訪問によるベッド学習等だけでは不十分であり、教師を囲み同年代の闘病仲間と共に過ごす時間が大切です。群馬県のがん対策が「心のケア」を重視しつつ進んでいくことを切に願っています。
【回答】
 群大病院等県内8箇所の病院に設置している県立赤城特別支援学校において、入院中の児童・生徒が教師や同年代の仲間とともに充実した学生生活を送ることができるよう、行事等の開催など学年を超えた日常的な交流の機会を設けているところです。引き続き、入院中の児童・生徒の心のケアに繋がるような環境の整備に努めていきたいと考えています。

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