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第28回群馬県青少年健全育成審議会の結果概要(H31.3.18開催)

更新日:2019年10月17日 印刷ページ表示

開催日時

平成31年3月18日(月曜日)15時30分から16時40分まで

開催場所

県庁30階 セミナールーム

出席委員

 大森会長以下14名

事務局

子育て・青少年課長以下7名

傍聴者

 なし。

議題

1 群馬県青少年健全育成条例に基づく青少年に有害な図書類の審議結果について

 本日、開催された第2部会において審議した「群馬県青少年健全育成条例に基づく青少年に有害な図書類の審議結果」について、事務局から説明を受けました。

2 子ども分野の計画策定について

 「子ども分野の計画策定」について、事務局から説明を受けました。

主な委員意見(要旨)

 県では県総合計画、教育委員会では教育振興基本計画があります。教育委員会の教育振興基本計画は、教育での最上位の計画で作られ、子どものセーフティーネット等については、年度を伸ばし、色々な理念が打ち出されています。計画が沢山あり、理念とかと言ってもどういう風に区別して理解したらよいのかと多少戸惑ってしまいます。

主な委員意見(要旨)

先日、いじめによる自殺がありましたが、いじめの関係は、親にも相談する事が難しく、学校生活の中で、生徒は先生にしか相談できないと思いますし、相談できずに悩んでいる生徒も沢山いると思います。この世の中に、自分は必要ないというような考えを持たせることは、群馬県子ども・若者計画といっても最悪な状態なことですので、これを何とかしなければならないと思います。実際に、子どもが自殺をしていますので、早急な課題として、子どもが自殺をすることを絶対に避けるという信念の元に、何か新しい委員会などを立ち上げる必要があると思います。

主な委員意見(要旨)

いじめの関係は、教育委員会と知事部局でしっかりと連携を取ってほしいと思いますし、教育委員会でしっかりとその方針と対策を打ち出し、広く県民に知ってもらいたいと思います。我々としてはそのことを応援しつつ、学校の中だけに任せてしまうと、チャンネルの関係から駄目な部分もありますので、学校からこぼれてしまったところで、セーフティーが出来るような仕組みをこの計画にきちんと入れていかなければいけないと思います。第一は学校ですが、そこから抜けてしまった子どもがそういうことにならないためには、どういうチャンネルを用意すべきか計画の中にしっかりと位置づけていく必要があると思います。

主な委員意見(要旨)

今回の計画について、3計画を1つにすることにより、人材的に少なくなるような気がします。各基本方針のところで、各分野が分かれていますので、人材を確保し、実行力のある計画にして頂きたいと思います。

主な委員意見(要旨)

計画を進めていく中で、連携について、いつも課題にはなっていますが、連携が取れていないために色々な事案が発生しているように思います。
虐待の事案を考えても、学校では、養護教諭、地域では、保健師という子どもの健康を守る専門職もいます。これらの専門職との連携は有効に活用されているのだろうかなど。
要保護児童対策地域協議会でも色々な問題の情報が共有化されている訳ですが、具体的な支援対策等、役割を明確にして関わっていく必要があると思います。
困難を抱えた子どもたちは、自分だけの力では立ち上がれないと思います。社会資源の活用なり色々な助けが必要です。それぞれの立場で連携を取りながら見逃さない支援をしていく必要があると思います。具体的な動きが見えるよう形で対策をして頂ければありがたいと思います。

主な委員意見(要旨)

若者の自立というところで、直接若者に自立を促すという働きかける行動がいくつかあると思うのですが、今、自立が出来ない子どもたちが、沢山いると思います。その1つの要因を考えた時に、子どもが小さい時に、育てながら色々な経験をしたり、小さな困難を自分で乗り超えようとした時に、親が自分でやってしまい阻害してしまっていると思います。子供たちの自立というところでもう少し親が意識を変え、もっと色々な経験をさせたりすることが大変重要だと思いますので、若者の自立が主に親による支援、親が意識を変えられるような施策を考えていくことも必要であると思います。

主な委員意見(要旨)

県のような大きな組織になると、現場の繋がりというのは、仕組みというよりも、属人的になされているところが多々ありますが、それはそれで素晴らしいことだと思います。何かそこをどうやれば繋がるのかというところで、計画の中に、関連計画はこっちです、例えば、WEBでいえばリンクがはってあり、そこに飛べるような関連性を見える化していけば、自分の部署だけではない、沢山ある取組をまさにつないでいくような計画上の仕掛けも欲しいような気がします。
子ども分野の計画策定で、1つの大きな計画にして、全体像を見える化していきたいと思います。

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