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平成30年度下期(平成31年1月16日・平成31年2月18日)議事録

平成30年度下期群馬県公共工事入札監視委員会定例会議 審議概要

開催日

平成31年1月16日(水)
平成31年2月18日(月)

開催場所

群馬県庁第1特別会議室

出席委員

委員長 足立 進(弁護士)
委員 金子 眞知子(学習塾経営) 2月18日は欠席
委員 川畑 泰子(群馬大学助教) 1月16日は欠席
委員 鴻田 通雄(公認会計士)

審議対象期間

平成30年4月1日~平成30年9月30日

抽出案件

一般競争入札6、指名競争入札11、随意契約3、合計20件

平成31年1月16日の審議

平成31年1月16日の審議

1 審議対象工事の抽出結果について

 群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第6条第6項の規定に基づき、今回の抽出当番委員から次のとおり抽出結果の報告がなされた。

(抽出結果報告)
 辞退者が多く出ているのに、落札率が高いのは何故かといった観点で、11件を抽出した。
次に、一者しか応札が無く、落札率100%付近であるといった観点で7件を抽出した。
最後に、落札率が偏っており、請負業者が同じといった観点で、2件、計20件を抽出した。

※20件の工事は別紙のとおり

2 抽出案件の審議について

 抽出当番委員が抽出した20件について、事務局から契約内容及び工事概要等の説明がなされた。
抽出した20件の工事について、群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第2条第2号に規定する事項を審議した。
  委員の質疑が行われ、5件の工事においては、より詳細な資料を用いた審議が必要と判断された。

その理由は次のとおりとなった。

一般競争入札から2件抽出

議案141については、辞退者が多いこと。
議案240について、落札率が高いこと。

指名競争入札から2件抽出

議案8及び議案322について、辞退者が多いこと。

随意契約から1件抽出

議案15について、土木工事の案件であること。

平成31年2月18日の追加審議

 5件の審議について

 上記5件の工事について、群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第2条第2号に規定する事項を詳細に審議した。

 委員からの意見・質問、それに対する回答等

 意見・質問 会議概要のとおり
 回答 会議概要のとおり
 委員会による提言 なし

会議の概要
議案141

平成30年度(農山)県営農村集落基盤再編・整備事業大久保地区調整池1-1工事
発注所属:東部農業事務所農村整備課
工事業種:土木一式
契約方式:一般競争入札
予定価格:54,750,000円(税抜き)
契約金額:53,000,000円(税抜き)
落札率:96.8%
入札参加者数:13者
落札者:工藤建設工業(株)

【委員】辞退者が多い理由はどのように考えるか。
【発注所属】1回目では13者が入札したが、予定価格を超過したため落札とならなかった。予定価格との差が5%未満であったため2回目の入札を行ったところ辞退者がでた。本工事は掘削土運搬が半分以上占めており、太田地区は産業団地等の造成でダンプトラックの需要が多く、各者が予定している金額以上でないと車両の確保が難しいため辞退したと考える。
【委員】予定価格と実勢価格が乖離しているのではないか。積算単価は決まっているのか。
【発注所属】積算単価は県の基準で決まっている。燃料費の変動もある。
【委員】2回目の入札までの時間は空いているのか。
【発注所属】午前9時に1日目の入札、予定価格を上回ったため直後に再入札通知し、午後2時に2回目の入札を行っている。
【委員】工事は完成しているのか。
【発注所属】概ね出来上がっている。
【委員】今までに調整池は施工しているのか。他に有るのか。
【発注所属】5箇所の調整池を予定している。そのうち1箇所は完了しており、本工事は2箇所目である。
【委員】規模は皆同じか。
【発注所属】箇所ごとに規模は異なる。本工事は大きい方である。

議案240

平成30年度中尾県営住宅(76-P棟)住戸改善建築工事
発注所属:建築課
工事業種:建築一式
契約方式:一般競争入札
予定価格:149,210,000円(税抜き)
契約金額:149,000,000円(税抜き)
落札率:99.9%
入札参加者数:8者
落札者:(株)研屋

【委員】あらかじめ、予定価格の根拠となる資料を提示しているのか。
【発注所属】現場説明書、設計図及び参考内訳書を配布している。
【委員】本件の受注業者が第1回入札において、8者中最低の価格で応札したが落札に至らず、第2回入札の結果99.9%で落札していることについてどのように理解しているか。
【発注所属】第1回入札において予定価格に達しなかったが、受注意欲が高く企業努力で精査し第2回応札を行った結果、落札に至ったと理解している。
【委員】資料配付などが行われ予定価格の予測がしやすい状況で、第1回入札結果と予定価格に差が生じたのはなぜか。
【発注所属】土木工事と異なり、建築工事では単価の公表を行っていない。各入札参加業者が刊行物単価やそれぞれの協力業者から徴取した見積を参考に積算を行っているため、予定価格と差が生じる場合がある。
【委員】資材高騰の影響はあるか。
【発注所属】影響はあるが、建築課では躯体に係る資材について毎月、その他の資材は3ヶ月ごとに見直しを行い、実勢価格を反映した積算に努めている。
【委員】第1回入札で全者応札の後、第2回入札では3者辞退している事に関してはどのように考えているのか。
【発注所属】各業者が積算の上、第1回入札に臨んでおり、不落結果を踏まえた第2回入札参加の判断は、各業者の事情による。
【委員】この団地における同様の改修工事は、今後も続くのか。
【発注所属】本件が最後である。
【委員】団地全体で何年かかったか。
【発注所属】10年強である。

議案8

太田合同庁舎給排水衛生設備更新建築他工事
発注所属:管財課
工事業種:建築一式
契約方式:指名競争入札
予定価格:23,610,000円(税抜き)
契約金額:22,000,000円(税抜き)
落札率:93.2%
入札参加者数:17者
落札者:加藤建設興業(株)

【委員】 外の事案と違って早期の段階で辞退者した業者が多い。
【発注所属】 辞退手続されたのが6者、手続なしが1者、合計7者が辞退が、指名は17者あるので辞退率は40%程度であり、それほど問題とは考えていない。
【委員】 最低制限価格を割って札を入れるケースはあるのか。
【発注所属】 その時々である。工事を取ろうと頑張り過ぎて最低制限価格を下回ってしまう。最低制限価格は予定価格の概ね90%で、ダンピング対策として設けられている。
【委員】 これは適切な競争原理が働いていると考えられるか。
【発注所属】 落札率が93%なのでそう思われる。
【委員】 適切な工事が行われている前提を考えれば、この最低制限価格というのは高いのではないか。業者は採算に乗るということで札を入れているのではないか。
【事務局】 最低制限価格の算出方法等ルール化されており、それに従って設定してる。ルールは国等の算定方式に倣って決定している。
【委員】 一番安いところは最低制限価格を8%くらい割っている。こういう状況は散見されるのか。
【事務局】 そういう場合もある。

議案322

埋蔵文化財調査センター第3収蔵庫フィルム保管庫新設工事
発注所属:建築課
工事業種:建築一式
契約方式:指名競争入札
予定価格:12,560,000円(税抜き)
契約金額:11,663,000円(税抜き)
落札率:92.9%
指名業者数:13者
落札者:(株)フジ建装

【委員】第1回辞退者が13者中2者、第2回辞退者が11者中7者と多かった理由は。
【発注所属】本件は、指名競争入札であったため、各業者の事情で第1回入札から辞退する場合もある。また、各業者が積算の上、第1回入札に臨んでおり、不落結果を踏まえた第2回入札参加の判断は、各業者の事情による。
【委員】工事は、フィルム保管棚設置が主か。
【発注所属】保管棚設置のほか、保管庫設置に伴う間仕切り壁新設、内装、照明更新及び保管のための空調設備新設が主な工事である。
【委員】空調工事費の比率は、どの程度か。
【発注所属】1/4程度である。
【委員】フィルム保管のための空調条件はあるのか。
【発注所属】室温25度以下、湿度60%以下である。
【委員】第1回の各者入札金額の差が大きいのは、どのような理由が考えられるか。
【発注所属】入札金額の決定は各業者の判断であるが、受注意欲の差などが応札金額に現れた可能性がある。
【委員】指名競争入札で、応札しないと何かペナルティがあるのか。
【発注所属】不利益なことは一切ない。

議案15

旧沼田保健福祉事務所構内舗装追加工事
発注所属:管財課
工事業種:舗装
契約方式:一者特命随意契約
予定価格:6,530,000円(税抜き)
契約金額:6,400,000円(税抜き)
落札率:98.0%
契約者:沼田土建(株)

【委員】 随意契約としたのは湧水が原因か。
【発注所属】 湧水と舗装面積の増加である。
【委員】   駐車場の台数の見直しというのは、最初から分かるのではないか。
【発注所属】 地域機関としては後から考えが変わったりすることが多々ある。それに対しては予算の範囲内で要望にはできるだけ応えている。
【委員】 クラックは、冬に工事をやったので発生したのか。
【発注所属】 当初工事で舗装した範囲に庁舎が建っていた。それをこの当初工事の前に解体した。そのときに追加舗装した部分に重機や車両が入り舗装が傷んだのだと思われる。傷んだところに水が入り冬期の凍結によりクラックが発生したと思われる。
【委員】 業者にとって、予定にない工事をして赤字になることはあるのか。
【発注所属】  落札率が低いという場合にはあると思われる。
【委員】  予定価格は随意契約だと該当者しかなく、予定価格どおりで落札するのではないか。
【発注所属】  当初工事の設計変更とみなし設計金額を算出して、追加工事の予定価格を決めているが、業者にはその金額が分からない。業者から追加工事の見積もりをもらい、その結果落札率が98%になったということである。
【委員】  100%の落札率も実際ある。100%で入れてきても何ら問題ない。常識的な範囲内とかそういうものがあるのか。
【事務局】  算出については100%は可能だが、労力がかかる。多少の誤差は業者の対応次第である。
【委員】  仮に660万円(予定価格超)で業者が札を入れてきたらどういうことになるのか。
【発注所属】  もう一回見積もり合わせをさせていただくということになる。
【委員】100%の受注になるのか。
【発注所属】100%になるかもしれないし、100%に近い数字になるかもしれない。
【委員】 金額(予定価格)をオーバーしているとしか言えないのか。
【発注所属】 そうである。

総括審議

【委員長】本日、審議を行った内容全般に関して、委員会として何か提言をすべき事項があるかどうか、ご意見があればお願いする。
【委員】特になし。
【委員長】今回は提言することはなしということでよろしいか。
【委員一同】異議なし。

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