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令和元年度下期(令和2年1月24日・令和2年2月18日)議事録

令和元年度下期群馬県公共工事入札監視委員会定例会議 審議概要

開催日

令和2年1月24日(金)
令和2年2月18日(火)

開催場所

群馬県庁 第一特別会議室

出席委員

委員長 足立 進(弁護士)
委員 尾崎 益雄(会社役員) 2月18日は欠席
委員 金子 眞知子(学習塾経営)
委員 川畑 泰子(群馬大学助教) 1月24日は欠席
委員 鴻田 通雄(公認会計士)

審議対象期間

平成31年4月1日~令和元年9月30日

抽出案件

一般競争入札 0、 指名競争入札 14、 随意契約 6、 合計 20件

令和2年1月24日の審議

1 審議対象工事の抽出結果について

群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第6条第6項の規定に基づき、今回の抽出当番委員から次のとおり抽出結果の報告がなされた。

(抽出結果報告)

指名競争入札で入札参加数が少ない案件4件、 指名競争入札で、辞退者が目立つ案件4件、上期において、複数の工事を同一の業者が落札している6件、公募型のプロポーザル方式の審査過程を明らかにするために、全体像が分かるものを1件、 プロポーザル方式の順位と内容を明らかにするために5件等計20件を抽出した。

※20件の工事は別紙のとおり

2  抽出案件の審議について

抽出当番委員が抽出した20件について、事務局から契約内容及び工事概要等の説明がなされた。
抽出した20件の工事について、群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第2条第2号に規定する事項を審議した。
委員の質疑が行われ、5件の工事においては、より詳細な資料を用いた審議が必要と判断された。
その理由は次のとおりとなった。

議案593、658、853について

令和元年度上期において、土木事務所管内の一つの業者が複数の工事を受注している。

議案1084について

2回目入札について
半数以上の業者が辞退している。

議案1196ついて

プロポーザル方式の落札
決定に至るまでの経緯が明らかでないこと。

令和2年2月18日の追加審議

5件の審議について
上記5件の工事について、群馬県公共工事入札監視委員会設置要綱第2条第2号に規定する事項を詳細に審議した。

委員からの意見・質問、それに対する回答等
意見・質問 会議概要のとおり
回答 会議審議概要のとおり
委員会による提言なし。

会議の概要

議案593

社会資本総合整備(防災・安全)(通常砂防)(重点)(3ヶ年)垂直壁工
発注所属:藤岡土木事務所
工事業種:土木一式
契約方式:指名競争入札
予定価格:26,170,000円(税抜き)
契約金額:25,380,000円(税抜き)
落札率:98.67%
入札参加者数:10者
落札者:塚本建設(株)

【委員】A等級の業者が8者しかないということであったが、藤岡土木事務所管内の工事を平均して1者が何件受注したかを見ていくと、半年で62件の発注があるので、
1者が8件くらいを受注してもおかしくないと思われるが、塚本建設が22件を受注している。これはどういうことか。

【発注所属】62件のうち22件、3分の1強を塚本建設がとっているというご指摘かと思いますが、これにつきましては、8者のなかでも会社の規模としてかなり大小
があります。会社の規模に見合った件数を受注していると思います。具体的に数値として申し上げますが、各会社にそれぞれ現場を監督する資格を持った技術者がおります。あくまでも現場を監督できる資格をもっている技術者になりますが、塚本建設は78名おります。次に多い会社が田畑建設になりますが、39名で塚本建設の半数し
か技術者がおりません。3番目の会社が黒澤建設で22名でありますが、こちらは塚本建設の約4分の1しか技術者がいないということになります。8者を合計して、2
04名の技術者がおりますが、そのうちの78名を塚本建設が占めているということで、率にしますと38%、あくまでの技術者での比較になりますが、そういう意味で
も会社の規模に見合った受注実績になるのかと思われます。38%は3分の1強で、ほぼ先ほどの結果と一致しておりますので、会社の規模という視点でみますと特段塚本建設の受注が多いという訳では無く、会社の規模に応じた受注実績であると考えております。

【委員】金額の大きい事業も塚本建設がとりやすいということか。

【発注所属】結果的には、そういうことになると思います。どうしても技術者が多いので、現場を見る人が多い、現場に対応できる体制が整っている、逆に言えば多い技
術者を雇用するためには、それなりの数の受注実績を上げなければならないということで、結果的にはこういう実態になるのかと思います。

【委員】地域で1者に受注が多いということは、地域としてリスクがあるのではないか。1者が継続的に地域の土木を担っていけるのかは分からないので、発注をもう少
し分散した方が、万が一のリスクに備えられるのではないか。そういう指名の工夫をしたらいいのではないか。建設業者は昭和から平成にかけて、かなり倒産もしている。

【発注所属】指名業者は10者ですので、万が一塚本建設で事業の継続が難しいということになっても、残りの業者のなかで対応は可能と考えております。

【委員】建設会社の倒産で公共工事がストップとなってしまった時に対応マニュアル的なものはあるのか。

【事務局】処理の仕方に決まりはあります。まず、その段階で打ち切り精算といいまして工事が出来たところまでお金を支払って、その工事を中断し、契約を解除する形
になります。残った工事につきましては、再度入札を行い完成をさせるような仕組みであります。

【委員】少しだけ気になったのは、工事箇所が距離感覚からして黒澤建設の方が近いが、今回は塚本建設が20万円安かったということで受注している。トラックでの機
材等の輸送等を考えると距離と20万円を比べれば黒澤建設の受注でも良かったのではないか。

【委員】入札の形式からして価格で最安値の業者へ発注することになっていると思うが、地域柄のものをプラスの要素として価格以外で選ぶことはできるのか。
分散化した方がいいということが大前提にあると思うが、それを実現するために、なんらかの工夫があっても良いのではないか。

【事務局】制度的な面でお話をしますと、入札に関して我々に一番求められていることは、競争性の確保と透明性の確保です。それと併せて、この法律ができる前に一番
議論になりましたのは、行政の関与をなるべく外す、行政が入札の結果に関与しないことが目的の一つにあったと思います。これが指名競争入札ですが、業者の技術力といったものを評価して、価格だけではない入札を群馬県の知事部局では一般競争入札において、総合評価落札方式を採用し、価格だけではなく技術力を加味して、落札者を決定しております。

議案658

単独道路維持修繕事業(除草)道路除草
発注所属:富岡土木事務所
工事業種:土木一式
契約方式:指名競争入札
予定価格:13,610,000円(税抜き)
契約金額:13,400,000円(税抜き)
落札率:98.5%
入札参加者数:10者
落札者:神戸建設(株)

【委員】神戸建設の受注件数が多いのは、どのような理由が考えられるか。

【発注所属】富岡土木事務所管内では、今年度の上期に71件の指名競争入札を行いました。神戸建設はそのうちの8件、約11%を受注しています。管内で受注件数が
多い他の業者では、岩井建設が10件、上原建設が9件となり、管内の経営規模の大きい岩井建設、上原建設、神戸建設が結果的には多くの件数を受注しており、経営規模に応じた受注をされていると考えてます。その他でも下仁田町内の業者では、諸星建設と萩原建設が各5件、西毛建設が4件、神戸土木が3件となり、それなりの件数を受注しています。受注件数は経営規模に応じた受注となっています。他の業者も神戸建設ほどではないがそれなりの受注をしているので、他の業者が疲弊している状況ではないと考えています。

【委員】71件中、8件が神戸建設の受注とのことだが、尾崎委員のまとめでは71件中、11件が神戸建設の受注となっている。

【発注所属】差の3件は、神戸建設とは別会社の神戸土木のことかと思われます。

【委員】受注は、それほど偏っていないということか。

【発注所属】はい。富岡土木としては、そのような認識でいます。

議案853

社会資本総合整備(防災・安全)(交安)組立歩道更新
発注所属:沼田土木事務所
工事業種:土木一式
契約方式:指名競争入札
予定価格:25,608,000円(税抜き)
契約金額:27,830,000円(税抜き)
落札率:98.8%
入札参加者数:10者
落札者:角田建設工業(株)

【委員】角田建設工業が9回落札しているようだが。

【発注所属】4月からの入札件数160件中9件5.6パーセントで、藤岡土木(塚本建設約35%)より少ない。角田建設工業は鎌田管内で1番大手です。他の大手を
見ても、光井工業が6回、星野組が5回と、角田建設が突出してはいません。

【委員】皆さんちゃんと入札して、辞退が少ない。

【委員】富岡土木、沼田土木の状況を見ると、藤岡土木が浮きぼりになった。

【発注所属】企業努力によるものと考えられます。

【委員】皆さんいろいろと所属を移られていると思うが、他の土木の入札数はどうか。

【発注所属】…(不明)

【委員】各業者に行き渡れるようには出来ないか。

【事務局】なかなか難しい問題ですね。法律違反になる可能性もある。

【委員】やむを得ない。

議案1084

社会資本総合整備(防災・安全社会資本整備交付金)大根橋 下部工工事
発注所属:館林土木事務所
工事業種:土木一式工事
契約方式:指名競争入札
予定価格:89,010,000円(税抜き)
契約金額:86,000,000円(税抜き)
落札率:96.7%
指名業者数:12者
落札者:本田建設(株)

【委員】2回目入札について半数以上が辞退と辞退者が多かった理由はどのように考えているか。

【発注所属】会社としての利益を考えて辞退したのではないでしょうか。今回の工事は橋台を建設する工事であり、くい打ちや矢板打設などの専門工事が大半を占めるが、型枠や鉄筋組み立てなど、いつも付き合いのある地元の下請け業者でなく、普段あまり付き合いの無い専門業者から見積もりを取りますが、この見積もりが比較的高いことがある場合があると聞いたことがあります。そのため自社の利益を考慮した場合このような結果となったのではないかと想像できます。また、任意仮設の工種で、積算参考資料に数量などが示されていない部分もあるので、各社の仮設計画の考えと土木事務所の考えに相違が出たのではないかと思います。

【委員】専門業者の下請けを見つけるのは大変か。

【発注所属】本工事は河川工事で渇水期の11月から現場着手するので、同じような河川の同種工事は同時期に工事が集中します。

【委員】1回目に入札してきたのは、おつきあい的な面もあるのか。

【発注所属】何とも言えません。辞退すると発注所属の心証が悪くなると気にしたのではないでしょうか。当所は1回目からの辞退はほとんどなく、辞退しても業者に不利益はありません。

【委員】1回目の入札で入札参加全業者が予定価格を上回ったが、積算ソフトで見積もりできなかったのか。

【発注所属】任意仮設の工種で、積算参考資料に数量などが示されていない部分もあるので、各社の仮設計画の考えと土木事務所の考えに相違が出たのではないでしょうか。

【委員】1回目入札で入札参加業者すべてが予定価格を上回った後に2回目の入札を実施したのは何故か。

【発注所属】「群馬県建設工事執行要領」に基づき2回目入札を実施しました。

【委員】工期が入札日の翌日からになっているのは何故か。

【発注所属】通常は、落札日の翌日を工期としています。

【委員】2回目の入札はいつ行ったのか。

【発注所属】当日の午後4時20分頃実施しました。

【委員】当日の夕方に短時間で2回目入札を実施するのは何故か。

【事務局】ぐんま電子入札共同システム運用基準に基づき当日の午後4時以降に行っています。紙で入札を実施していた時期は1回目入札不調の場合にその場で2回目入札を行っていたし、入札参加業者もあらかじめ2回目入札になった場合の見積もり額を用意していると思われます。

議案1196

社会資本総合整備(防災・安全)(トンネル)(3ヶ年緊急対策)群馬県道路トン
ネル照明LED更新工事(分割2号)
発注所属:道路管理課
工事業種:電気
契約方式:随意契約(公募型プロポ-ザル競技方式)
予定価格:259,080,000円(税抜き)
契約金額:259,080,000円(税抜き)
落札率:100.0%
落札者:(株)群電

【委員】使用するLEDは家庭用と同じイメージか。

【発注所属】トンネル用ではあるが、イメージは同様です。

【委員】LEDの価格が下がっている場合はその傾向も提案限度額に反映させる必要があるのではないか。

【発注所属】群馬県でLED化がされているのは、主に平成26年度以降のため、価格に大きな変動はないと考えています。

【委員】既存の設備で再利用できる部材はないのか。

【発注所属】可能であれば再利用するが、ほぼ新設することになります。

【委員】受注者の選定方法について問題はないか。

【発注所属】技術提案書及びヒアリングにより評価しています。

【委員】この入札方式が最良だとすれば、その他の県有施設のLED化もこの方式でやるべきではないか。

【事務局】案件ごとに適した入札方式を判断していきたいと思います。

【委員】プロポーザル方式を採用した利点は。

【発注所属】設計施工一体型とすることで、設計の途中で材料を調達するなど、工期の短縮が図れます。

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県土整備部契約検査課
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