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群馬県蚕糸振興計画

更新日:2022年4月15日 印刷ページ表示

1.策定の趣旨

 本県の蚕糸業は、上毛カルタにあるように、現在でも「繭と生糸は日本一」を誇ります。しかしながら、外国産品の輸入圧力等により、蚕糸業に関わる生産体制の弱体化、生産量の縮小が続いております。
 このような状況の中にあって、近年、県では本県のソウルコンテンツとも言える蚕糸業を維持・発展させるため、特徴ある繭・生糸を利用した付加価値の高い純国産絹製品作りや、遺伝子組換えカイコを利用した新産業創出に取り組んでおります。さらに、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を背景に、稚蚕人工飼料センターの機能強化、多様な担い手の確保及び県産シルクの需要拡大など、様々な蚕糸振興対策を推進しているところです。
 そこで、基本目標を「世界遺産と連携した蚕糸業の再構築とGMカイコによる新産業創出」とし、蚕糸振興の実効を図る指針として「群馬県蚕糸振興計画」を策定いたしました。

2.位置づけ

 この計画は、「群馬県農業農村振興計画」の蚕糸についての部門計画に位置付け、蚕糸振興にあたっての具体的な計画を示すものです。

3.計画の期間

 令和2年度を初年度とし、令和7年度を目標年度としました。ただし、農業・農村を巡る社会情勢の変化や、施策の効果・評価を踏まえて、適宜見直すこととします。

4.計画の構成

 群馬県蚕糸振興計画の構成は、現状、課題、基本理念と施策、および推進計画です。推進計画では、現状の新たな動きを発展させる対策と方向性を示しました。