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群馬県花き振興計画

更新日:2022年3月17日 印刷ページ表示

1.策定の趣旨

 本県では変化に富んだ自然条件と首都圏に位置する恵まれた立地条件を活かし、中山間地域から平坦地地域まで地域特性に応じて、特色ある花き産地が形成されており、バラ、スプレーギク、枝物類、シクラメン、アジサイ、花壇用苗類などの多彩な品目が栽培されている。
 その一方で、業務用需要の減少や若年層の花離れによる消費低迷、輸入切花の品質向上と増加の影響を受け、花き販売価格は長期にわたり伸び悩んでおり、縮小傾向にある我が国の花き市場を巡り、産地間競争は激しさを増している。
 このように、花きを取り巻く情勢が大きく変化している中、花きの振興に関する法律(平成26年12月1日施行)に基づき、国が定めた「花き産業及び花きの文化の振興に関する基本方針(平成27年4月10日公表)」を踏まえ、さらに県内花き産地の動向や社会的諸条件を考慮の上、6年後の令和7年度を目標とした本県の花き農業に関する振興計画を策定するものである。

2.位置付け

 本計画は、花きの振興に関する法律の第4条第1項に規定する振興計画策定に位置づけられるものである。
 また、「群馬県農業農村振興計画2021-2025」の花きに関する部門計画であり、花き振興にあたっての具体的な計画である。

3.計画の期間

 令和2年度を初年度とし、令和7年度を目標とする。
 ただし、農業・農村を巡る社会情勢の変化や、施策の効果・評価を踏まえて、適宜見直すこととする。

4.計画の構成

 群馬県花き振興計画の構成は、主に、振興方針、重点課題プロジェクト、重点9品目推進計画及び地域別推進計画(地域推進品目推進計画)、推進体制、花きをめぐる情勢とする。
 振興方針では、対応策を示すとともに本県花き農業における目標値を設定した。
 重点9品目推進計画では、本県が重点的に推進する9品目について現状と課題を整理した上で、その対応策を県及び地域ごとに示した。
 地域別推進計画(地域推進品目推進計画)では、県内5地域(中部・西部・吾妻・利根沼田・東部)における推進品目についての対策を示した。