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平成28年度第1回群馬県農政審議会の概要

1 日時

 平成28年9月16日(金) 13時30分~15時30分

2 場所

 群馬県庁29階 第1特別会議室

3 出席者

 農政審議会委員:12名、県農政部:29名、事務局等:16名

4 議題

 群馬県農業農村振興計画について

5 委員の主な意見

  • 食料自給力を一番心配している。非常に厳しい時代になってきている。農業は多面的機能を有しており、国民が恩恵にあずかっている、ということをきちんと伝えていかなければならない。
  • 群馬では安全安心な農産物を実際に作っている。しかし、群馬にいながら、群馬の農産物を食べていない人が非常に多いということをわかってほしい。中山間、平地の農家の人が丹精して作った農産物を、より多くの県内の消費者に食べてほしい。
  • 資源がなく、企業誘致もできないような地域では、6次産業化が手っ取り早い手法であると思うが、農家が2次加工まで行うとなると、いろいろな知識が必要となり、経験上難しい。6次産業はとても面白い取組だし、女性にとっても魅力的であるが、流行で終わらないように現実に即したものに変えてもらいたい。
  • 今農学部が人気で、学生が農業に興味を持っており、我々の時代とは変わってきていると感じる。学生がまじめに農業について考えている。こういった学生が、現場を見て、本当の農家の姿を知っていてくれるのは本当に頼もしいことだと思う。農家側が如何に農業に興味を持っている人や都会の人に対して、情報発信するかが重要である。
  • 「みんなではぐくむにっぽんの食」などのイベントは、生産者が直接イベントに参加して、生産物を紹介できる機会であるので、生産者にとっては一つのステップである。こういったイベントには積極的に参加又は活用してもらいたい。
  • 計画が絵に描いた餅にならないようしてもらいたい。
  • 地域の農業形態は様々である。6次産業が広まっている地域、観光農業が広まっている地域、大規模農家で地産地消ではなく、首都圏へ出荷している地域もある。
  • 直売所は地域で利用されている。直売所は、中小規模の農家が活用して、大中小それぞれの規模が発展できれば、各農家の発展につながる。
  • 国、県、興味ある市町村で、輸出に向けた取組が進んでいる。輸出をして地域の産業を支えるに至るまでは、かなりの時間が必要であると考えている。輸出による国内の効果により国内消費があがり、高価格で取引できるようにならないといけない。
  • 県内の農業を見れば、大規模農家ばかりではないので、情報交換をしながら、各地域の農業がしっかり継続できるような取組をしてもらいたい。
  • 担い手の競争力、力強い経営体の育成のためには、生産基盤を急がないと次の農業が育たない。生産性の高い生産基盤をしっかり整備することである。
  • 地域農業を活性化させるのに、直売所は重要で、若い農家、特に女性が意欲的に取り組んでいる。
  • 6次産業化も地域農業活性化のための一つの重要な方法である。それほど大きくなくてもよい。売れるから、自分たちで全部考えて一生懸命している。このような部分に力を入れれば、地域農業が活性化してくると強く感じている。
  • 担い手を考えるとき、農業をやる人について考えることは重要であるが、農村だから農業の人だけで構成されればいいというわけではないので、多様な側面を考えることも必要である。
  • 今回の振興計画では2019年までとなっているが、2020年にオリンピック・パラリンピックがあり、群馬をアピールする最大のチャンスだと考えている。
  • 統一ロゴマークが発表されたが、県が一丸となって、認知されることが重要である。
  • カロリーベースの食糧自給率にこだわる必要はないと考えている。
  • 日本の農業は為替レートの影響を受けたり、エネルギーに依存したりしている。原油価格が高騰すれば影響してくる。本県農業も打撃を受けるのではないか。
  • 重点プロジェクトに風評対策や不足の対策を取り上げても良いのではないかと感じた。ネットの時代になり、ポジティブなことだけはなく、ネガティブなことも広まることもある。
  • 農業関連のイベントは、数ヶ月に1度程度ものが多い。観光業界が考えているのは、インターネットが主体である。インターネットの広告は長期のものであることが重要である。簡単なものでいいので、農作物の収穫などを長期のイベントとして、多くの観光客に伝えることが大切である。
  • 観光と結ぶつくことで野菜の価値をあげる。群馬の野菜を知ってもらうことが大事である。
  • 直売所が多くできて、競争が激しくなった時に必要になるのは、料理の方法である。料理の方法を書いた紙をレジで配る等の付加価値をつけることによって、他の直売所との差別化が図れる。
  • 養蚕をやりたいという若者が出てきた。蚕がかわいいという意見もある。ラオスでは、蚕の糞をお茶にして、非常に高価なものとして、売られていた。逆転の発想で行けば、売れると思っている。
  • 付加価値がついてくれば、いろいろ商品開発が進んでくる。
  • 女性農業者専任の指導員の方を各地区にあてていただきたい。
  • 地元でどう消費するかという問題は、親子で一緒に地元の食材を使って、料理を作ったり、食べたりすることが基本になる。
  • 6次産業化は、農家が行うと収穫の時期と重なり、大変である。加工する人と農家を分けて、農家の人は、地域の広いところで関わっていければ、もっと6次産業化が進んでいくのではないか。
  • 県内の若手農業者は数字的に右肩下がりである。その一番の要因は、最初の設備投資がかかりすぎることである。リタイアする農家は、全ての機材が整っている。そしてすばらしい技術がある。そういった所に若手をうまくスライドさせるような仕組みが必要ではないか。

6 結論

 委員の意見を今後に生かしていく。

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