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平成27年度第3回群馬県農政審議会

更新日:2016年3月4日 印刷ページ表示

1 日時

平成28年2月4日(木曜日) 14時00分~16時00分

2 場所

群馬県庁29階 第1特別会議室

3 議題

群馬県農業農村振興計画(案)について

4 委員の主な意見

  • 6次産業化については、推進すると計画に記載されているがが、まだ実績が出ていない分野でもあるので、単純に推進するのではなく、現状を把握しながら、取り組んでいく必要がある。
  • 農業者の人材不足のフォローアップの体制を整えてほしい。
  • 女性農業者は、農作業と家事と両立していく立場であるので、研修に参加しやすい環境の支援をしてもらいたい。ボラバイトや農援隊などの取組が民間で行われており、県においては、農家と参加希望者との窓口を作るような支援をしてもらいたい。
  • 地域ごとに女性の農業組織の立ち上げが行われているが、県全体の地域で農業女子の組織を立ち上げてもらうと県内の女子農業者ネットワークが広がる。
  • 全体をとおして、具体的な内容が多く、分かりやすい農業農村振興計画だと感じている。
  • すき焼きについて「おもてなし料理のすき焼き」か「県民食や地産地消イメージに近い料理」のどちらの方針を打ち出していくのかが気になった。
  • プラン全体についてであるが、整理され読みやすく理解しやすい。内容については、賛同できる。技術開発の記述が少ない点が気になるが、時間がかかることなので仕方が無いかと思う。特に新鮮だったのは「儲かる農業」という言葉が出てくる。県の文章としてはめずらしいことではないか。数値目標が多くの項目で上昇しており、職員の意気込みを強く感じた。
  • 「食と農」と「食育」の使い分けはなされているのか。農政部だから、食農教育として訴えてもらいたい。
  • 言葉を受け止める側とすれば、農業により近い分野で交流を進め、人を呼び込む意図が打ち出せ、集客もしやすくなると思うので、グリーンツーリズムという言葉よりアグリツーリズムという言葉を使ったらどうか。
  • 計画の実施に当たって、農業経営士はいろいろな分野のプロなので、農業経営士の活用をお願いしたい。
  • TPP対策は今の農業者が先の見えない施策だと大変厳しい。是非先の見える施策をお願いしたい。
  • 計画案については、非常によくできた計画案だと評価している。特に、力強く成長する農業について、農業経営の法人化、育成した人材のネットワーク化は対応してもらいたい。
  • 平成29年に次回の全国和牛能力共進会があるわけであるから、県は、購買者対策を今から準備をしてもらいたい。次回の共進会で仮のトップをとったときに、全国に恥ずかしくないようなセリ値がつくように対策をしてもらいたい。
  • 目標数値はかなり現実的な数値で、個人的にはもう少し高い数値を掲げてもよいかと思うが、全体としては非常に良い計画であるので、実行されるようにお願いしたい。
  • HACCPの問題については、前もって準備しておく必要があると思う。
  • すき焼きと牛鍋、おきりこみとすいとんの区別ができていないのではないか。
  • 計画は、よくまとまっている。末端の農家まで広まれば、大変意欲的な農家も増えてくるのではないか。
  • TPPを実施していく中で、行政としての側面的の支援をどのように支援していくのかをしっかり考えないといけない。それには生産基盤をしっかりさせ、効力を高め、高い水準の農業経営ができる基盤整備をしなければならない。
  • 農業法人を推進していくうえで、もっと力を入れて、増やしていく必要がある。
  • 農産物については、ブランド化、高品質化、販路開拓が力を入れなければならないテーマである。
  • 農業が変わっていく中で、国もTPP対策をどのようにしたらいいか、わかっていないと思う。県はやるべきことは国に先駆けてやってもらいたい。この計画は評価している。
  • 平地と中山間地では、事情が違う。TPPの問題についても取組む方向性が違う。やはり、基盤整備を基にした農業形態を確立することが重要である。
  • さらなる競争力の強化、攻めの農業を目指すということで、TPP対策をしっかり書いてもらった。群馬県の農業が発展するためには、県が地域の特徴をしっかり捉えたうえで、計画を立てることを望んでいたが、各地域を調査研究した上で計画に書き込んでもらい、いい計画である。
  • 農業生産工程管理(GAP)であるが、これは国内はもとより海外戦略においても重要な課題である。安全安心でおいしく食べてもらうことに重点を置きながらも、ブランド力を向上させるためには、いろいろな国の方に日本の農産物の良さを知ってもらうことが重要だと思うので、今後、この点について地域のみなさんと連携しながら取り組むことが必要であろう。
  • 強い農業、攻めの農業を考えると、経営者として経営力をつけていかなければならない。人材の育成確保をしないと、今後の農業の基盤が確立していかないので、経営のセンスを磨いて、農業の先端をいくような農業者を育成してほしい。
  • GAPの問題は非常に重要である。認定を受けた人が基準を守っていくように検証をしていくことが必要である。
  • 群馬県全体の問題であるが、ICT系が弱い。特に特許の部分が弱いのが群馬県の特徴である。もっとICT技術を使って効率のよい生産が考えられるのではないか。
  • 群馬のすばらしさをアピールしようと考えたときに、最終的に群馬の魅力は水や自然環境のすばらしさであるという考えに至った。もっと水の良さや自然環境のすばらしさをもっとアピールすると群馬県のブランのイメージがしっかり伝わるようになるのではないか。
  • 人材育成については、全てを県が行う必要はなく、ポータルサイトのようなものに人材育成のとりくみをまとめて、情報を一カ所に集約して、どんなことが勉強出来るのかオープンにし、多くに人に見てもらえる状況を作れば、もっと関心を持ってもらえるのではないか。

5 結論

 委員の意見を踏まえ計画案に反映する。

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