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平成23年度 第1回群馬県男女共同参画推進委員会概要

更新日:2012年1月18日 印刷ページ表示
  • 日時:平成23年12月16日(金曜日)午前2時~午後3時30分
  • 場所:ぐんま男女共同参画センター 中研修室
  • 出席委員:持谷会長以下11名
  • 事務局等:生活文化部長以下11名

議事概要

1 第2次群馬県男女共同参画基本計画の実施状況について

放課後児童クラブ

 質問:放課後児童クラブへの県の関わり方はどういうものか。小学校区のカバー率はどのくらいか。
 回答:運営費として国、県、市町村が1/3ずつ負担する他、県単補助を実施している。県に指導監督の権限がある。小学校区のカバー率は、公式ではないが、92~95%という数字である。

審議会等への女性の参画

 質問1:県の審議会等で、全く女性がいない審議会はどのくらいか。女性委員を今後増やす方策をどう考えているか。
 回答1:83中4審議会である。職務指定の見直しや、女性の参画促進のための資料の活用、関係団体に対する女性委員推薦の協力依頼などを行い、女性の参画拡大を促している。
 質問2:委員に団体の長を指定している審議会はどのくらいあるのか。
 回答2:職務指定されている委員は97人、そのうち7人が女性委員で、比率としては、7.2%である。
 意見1:女性が全くいない審議会は、適任者がいないからという理由である。そのままにしておくと、いつまでも女性委員は増えない。ポジティブアクションが必要である。
 意見2:防災会議は女性が数%である。震災を契機に災害(復興)対策関係審議会の女性委員の参画を拡大してほしい。
 意見3:審議会設置の根拠となる条例であるが、これまでの委員に加えて、一人、二人女性を委員に入れるという改正も必要ではないか。

事業所の女性管理職

 質問:女性を管理職に登用している事業所が増えている割には、事業所における女性管理職の割合が減っているが、どのように分析しているか。
 回答:女性労働等実態調査の結果では、事業所の女性管理職の割合は、増えてもいないし、減ってもいない。女性の正社員は管理職になっていくが、正社員の割合が低い。勤めている割合も少ない。家庭を優先して辞退しているという状況もある。その中で、以前は女性管理職が全くいないという会社が多かったが、1人でもいるという事業所が徐々に増えているという状況である。
 意見:事業所の女性管理職の割合4.7%という数字は、係長相当職を含んだ数字である。女性は係長までは行けるが、その上に行けないということもある。細かく見る必要がある。

公務員の女性管理職

 質問:公務員の管理職はどうか。女性が管理職になるのを固辞する状況はあるのか。
 回答:県職員の管理職に占める女性の割合は平成22年度で6.1%である。管理職の年代層に女性が占める割合が少ない。現在は女性の採用も多くなっている。女性自身の意識の高まりも必要と考える。

2 男女共同参画の進捗状況について

男性からの相談

 質問:前橋市から男性相談の要望があるが、県としては取り組む予定はあるのか。
 回答:性別にかかわらず、相談を受けるのは大事なことと考える。男性のDV加害者の相談については、国の情報を踏まえて考えていく必要がある。

女性相談センター移転

 意見1:男女共同参画センターに相談機能を残す方がよい。検討いただきたい。
 意見2:事業を始めるときに、関係者に事前に説明をし、了解を得るべきである。きちんと事業を完成し、よりよいものにしていくのであれば、みんなで議論して方向を決めて行くことが大事である。

3 その他

 意見:年度の最初の委員会は、もう少し早くてもよい。審議会や管理職の問題についての意見は、関係部局にも伝えていただきたい。

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