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平成31年1月教育委員会会議定例会の会議録

更新日:2019年2月20日 印刷ページ表示

1 日時

 平成31年1月15日(火曜日)

2 場所

 県庁24階 教育委員会会議室

3 出席者

 笠原寛教育長、藤原重紀教育長職務代理者、平田郁美委員、青木章子委員、武居朋子委員、益田裕充委員

4 事務局出席者

 北爪清教育次長、山口政夫教育次長(指導担当)、野村晃男総合教育センター所長、飯塚裕之総務課長、岩瀬春男管理課長、津久井裕美福利課長、上原永次学校人事課長、鈴木佳子義務教育課長、村山義久高校教育課長、上原篤彦特別支援教育課長、船引忠雄生涯学習課長、古澤勝幸文化財保護課長、小林信二健康体育課長、阿部誠総務課次長、根岸政彦総務課補佐(行政係長)、宇津木牧子総務課副主幹

5 開会

 午後1時00分、笠原教育長、教育委員会会議の開会を宣す。

 傍聴人は2名、取材者は1名であることを報告。

6 会議録署名人の指名

 笠原教育長が今回の会議の会議録署名人に藤原委員を指名。

7 議案審議の一部を非公開で行うことについて

 議案審議に先立ち、笠原教育長から、第40号議案は議会に提出する案件であるため、第41号議案は人事に関する案件であるため、審議は非公開で行いたい旨の発言があり、全員賛成で議決した。

8 教育委員会の行事日程

 教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、総務課長が説明。

9 教育長事務報告

 最初に私から話をしたい。
 まず1点目は、2019年度の国の予算案について報告する。すでに報道等されているところだが、2019年度政府予算案が12月21日に閣議決定された。文部科学省関係の予算は、総額5兆5,287億円で、2018年度と比較して2,349億円の増(4.4%増)となった。これには2019年10月に予定されている消費税引き上げに伴う臨時・特別の措置に係る予算2,084億円も含まれている。また、総額のうち文教関係は4兆2,348億円で、2018年度と比較して2,093億円の増(4.9%増)となっている。
 義務教育費国庫負担金は、ほぼ前年度並みの1兆5,200億円であったが、教職員定数については全体で1,456人増となっている。その主な内訳は、学校における働き方改革関連で教員の持ちコマ数軽減による教育の質を向上させる観点から、小学校専科指導の充実として1,000人増、中学校生徒指導体制の強化として50人増、学校運営体制の強化として60人増などとなっている。また複雑化・困難化する教育課題への対応のための基礎定数として、通級による指導で348人、日本語指導で68人、初任者研修で72人が基礎定数化される一方で、自然減等が242人見込まれており、差し引き246名が基礎定数化される見込みである。
 また、専門スタッフ・外部人材の拡充関係では、スクールカウンセラーを全公立小中学校に、また、スクールソーシャルワーカーを全公立中学校区10,000校区へ配置。教員の負担軽減のためのスクールサポートスタッフも600人増員し3,600人を配置、中学校おける運動部活動指導員を倍増し、9,000人を配置する経費などとして、135億円が計上されている。
 今後、国の予算案の審議の状況が確定した段階で、本県の実状を踏まえた措置を図るため、しっかりと情報収集をしていきたい考えである。
 次に、前回定例会以降に委員が出席した行事について報告する。1月8日には県議会の新春交流会が開催され、藤原委員と私が出席してきた。また同日、上毛新聞社の新年交歓会が開催され私が出席した。1月11日には優良PTA群馬県教育委員会表彰の表彰式を開催し、青木委員、武居委員、益田委員が出席した。
 それでは、委員から出席いただいた行事について感想等をいただきたい。

(藤原委員)

 私は県議会の新春交流会に出席してきた。知事から年頭の御挨拶をいただき、今年1年がスタートしたことを実感した。

(青木委員)

 優良PTA群馬県教育委員会表彰の表彰式に出席してきた。PTAの活動は、先生と保護者、地域の連携や協力がなければ難しいものだと思っている。受賞された学校の実践事例集を拝見し、PTAの中でも専門委員会や学年委員会、それぞれが連携を上手くとって生徒のために尽力されていることが見受けられ、とても嬉しく感じた。これからも優良なPTA活動が続くことを心から祈っている。

(武居委員)

 同じく優良PTA教育委員会表彰の表彰式に出席した。表彰された学校の活動について、特に印象に残ったことが2点ある。1点目は、PTAの主体性に関することである。活動実績を見ると、キャリア教育について、保護者が講師を務める学校や、保護者が地元企業への協力依頼やプログラムの企画運営まで行っている学校があった。また、保護者が放課後学習のボランティア講師となったり、PTAが学校、地域、家庭の連携を考える機会となるようにと『ワクわく子育てトーキング』を実施したりと、保護者が主体となった活動が多くみられた。地域で子どもを育てるという理念が、すでに実行段階に移っている学校が多くあることを非常に心強く感じた。2点目は子どもたちの安全に関することである。実践事例集に、ある学校の校舎浸水事故におけるPTAの対応が載っていたが、日頃からPTAと学校が手を組んで子どもたちを育てている学校というのは、例えどんな事故や事件に巻き込まれたとしても、子どもたちに不利益が生じないよう、どうにか乗り越えようと工夫することができる。これからは予測不可能な時代と言われているが、想定外の事が起きた時のためにも、どの学校も保護者、地域とこれまで以上にしっかりと力を合わせていくことが重要だと思った。

(益田委員)

 私も優良PTA教育委員会表彰の表彰式に出席した。表彰を通じて、PTA活動が活発に行われていることを知ることができた。

(笠原教育長)

 小・中学校のPTAと県教育委員会とは、直接的なつながりが少ないのが現状である。こうした表彰制度を通じて、県内全体で優良なPTA活動が活発に行われるよう協力していきたい。
 それでは引き続き、各所属長から報告をお願いする。

(1)30年度いじめ防止ポスターコンクール結果及び表彰式の実施について(PDFファイル:71KB)

 義務教育課長、平成30年度いじめ防止ポスターコンクールの結果及び表彰式の実施について、資料1により報告。

(2)第16回ぐんま教育賞表彰について(PDFファイル:34KB)

 総合教育センター所長、第16回ぐんま教育賞表彰の選考結果と表彰式の実施について、資料2により報告。

(藤原委員)

 いじめ防止ポスターについて、今年度のポスターで使用していた『ぼくが傘になる』というキャッチコピーは胸に刺さるものがあった。来年度も今回、入賞したポスターのキャッチコピーから使用されるのか。

(義務教育課長)

 ポスターを募集する際に、言葉も入ったポスターとするようお願いしている。言葉も含めてひとつの作品である。今年度のポスターも、絵を描いた6年生の児童が『ぼくが傘になる』という言葉も考えてポスターにしたものである。来年度もポスターといじめ防止フォーラムの内容が連動した内容でやりたいとは考えているが、それも含めて現在検討中である。フォーラムのテーマを何にするか、どの作品をポスターにするか、今後、詰めていきたい。

(笠原教育長)

 キャッチコピーもポスターを応募してきた児童生徒が考えているもので、こちらから文言を指定して入れさせている訳ではないということでよいか。

(義務教育課長)

 そのとおりである。

(笠原教育長)

 それでは事務報告は以上とする。

10 議案審議

第39号議案 群馬県教育職員免許状に関する規則の一部を改正する規則について(PDFファイル:18KB)

 学校人事課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり決定

11 議案審議(非公開)

 ここで、笠原教育長から、これからの審議は非公開で行う旨の発言があり、傍聴人及び取材者は退室した。

第40号議案 群馬県文化財保護条例の一部を改正する条例について

 文化財保護課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり決定

12 議案審議(非公開)

 ここで、笠原教育長から、これからの審議は教職員の人事に関わる案件である旨の発言があり、関係者以外は退室した。

第41号議案 教職員の人事について

 学校人事課長、原案について説明

 異議なく原案のとおり決定

13 教育委員会記者会見資料について

 教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明。

14 閉会

 午後1時36分、笠原教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。

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