第3回群馬県子ども・子育て会議開催結果について
日時:平成26年7月17日(木)14時00分~16時00分
場所:県庁7階審議会室
会議内容
1 開会
開会
2 健康福祉部長あいさつ
群馬県健康福祉部長 片野 清明
3 議事
(1)現在までの国の子ども・子育て支援新制度の議論の状況について
○事務局説明
国の新制度に係る議論の進捗状況について説明を行った。
- 公定価格
- 利用者負担
○質疑等
(委員)
幼児期は大変大切な時期になるので、その時期に関わる保育士等の処遇改善は図られるという理解でよいか。
(事務局)
新制度では1.1倍の収入増が想定されている。
処遇改善についても、公定価格のなかで記載がされている。
(委員)
幼稚園の視点で見ると新制度では収入増になるとは思えないがどうか。
(事務局)
公定価格の設定は全国平均値で行われているため、現在の私学助成と比較すると園によっては、必ずしもそうはならない場合もある。
ケースバイケースであるため、現状制度のままでいくか、新制度に移行するか十分に検討いただきたい。
また、県としてもお手伝いできることがあると思うので、迷っている場合はぜひ相談してもらいたい。
(委員)
公立幼稚園と私立幼稚園で利用者負担に差を設けないようにしてもらいたい。
(事務局)
要望としてお受けするが、各市町村の財政事情等もあり、全て同じになることは難しいことを御理解いただきたい。
(2)主な政省令及び県で定める条例案について
○事務局説明
国の主な政省令及び県で定める条例案について説明を行った。
国の主な政省令
- 子ども・子育て支援法施行規則
- 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準
- 幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準
- 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準
- 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
県の条例案
- 群馬県子ども・子育て会議条例の一部改正(案)
- 群馬県幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例(案)
○質疑等
(委員)
各市町村で定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準は、高い基準で設定してもらいたい。
また新制度になって新しい研修を受けた人の複数配置もぜひお願いしたい。
(事務局)
要望として承知した。充実した内容として事業を実施していけるよう市町村と連携して取り組んでいきたい。
(委員)
就労の下限時間について、月48~64時間で定めるとあるが、設定はどうするのか。
(事務局)
各市町村が実情に応じて検討していくことになり、市町村において決定する。
(委員)
認定こども園の普及についての考え方はどうか。
(事務局)
国がやるからと言うことではなく、親の就労状況に関わらず子どもを預けることができる認定こども園の普及は進めたいと考えている。
最終決定は園であるが、希望があれば県として後押しをしていきたいと考えている。
(3)群馬県子ども・子育て支援事業支援計画(仮称)骨子案について
※(4)関連があるため一括説明
(4)市町村教育・保育「需要量見込み」経過報告について
○事務局説明
県の子ども・子育て支援事業支援計画(仮称)骨子案及び市町村教育・保育「需要量見込み」の経過報告を行った。
- 骨子案
- 市町村教育・保育「需要量見込み」経過報告(5月末時点暫定)
○質疑等
(委員)
計画策定後は保護者に届くよう広く周知を行ってもらいたい。
(事務局)
ホームページによる公表やリーフレットの作成等を考えている。
また各市町村と連携をして広く周知をしていきたいと考えている。
(委員)
保育士の確保方策について、どのように現段階で考えているか。
(事務局)
募集をしてもなかなか人材が集まらず、現場では大変苦労されていると思う。
保育団体や各市町村の意見を聴取しながら有効な手段を検討し、計画に盛り込んでいきたい。
(5)市町村・事業者との連携及び支援について
○事務局説明
県と市町村・事業者との連携及び支援について説明を行った。
- 説明会の開催
- 情報共有 等
○質疑等
(委員)
新制度は不透明なことが多く、各園の検討課題は多いと思う。
保護者としては、園の特色がなくならないようにしてもらいたい。
そして子どもが安心して教育や保育を受けられるようにしてもらいたい。
(事務局)
御意見として承知した。
(6)今後のスケジュール等について
○事務局説明
今後のスケジュールについて説明を行った。
(7)その他
○事務局説明
群馬県家庭的養護推進計画(仮称)骨子案に関する内容についての説明を行った。
4 閉会
閉会