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令和2年度第1回群馬県文化審議会(通算18回目)の概要

1 開催日時 

令和2年11月13日(金)9時00分から10時30分まで

2 場所

群馬県庁7階 審議会室

3 出席者

委員13名、事務局11名

4 会長、副会長の選出及び部会員の指名

  • 会長:松原眞介委員に決定
  • 副会長:熊倉浩靖委員に決定
  • 部会員の指名は、会長が指名し後日事務局から連絡することとした

5 議題

  1. 魅せる群馬の文化発信プラン -第2次群馬県文化振興指針-について
  2. 魅せる群馬の文化発信プラン -第2次群馬県文化振興指針-の評価について
  3. その他

6 議事内容

(1)魅せる群馬の文化発信プラン -第2次群馬県文化振興指針-について

  • 事務局から説明

(2)魅せる群馬の文化発信プラン -第2次群馬県文化振興指針-の評価について

  • 「文化振興指針及び文化振興基金部会」「県立美術館・博物館運営検討部会」合同会議の開催報告(前部会長より報告)

委員の主な意見等

【プロジェクト01 群馬の特色ある文化の活用と発信】
  • 委員
    「群馬県戦略的文化芸術創造事業」の外国人参加者数、経済波及効果について、担当課評価が「D」評価となっているが、何か特別な理由があって「D」評価に落ちてしまったのか、それとも根本的に何か問題があるのか教えていただきたい。
  • 事務局
    新型コロナウイルスの影響で、高崎芸術劇場において実施する予定だった事業が中止になった。国に提出している目標に対し、実績が伴わなかったということで、「D」評価とした。
【プロジェクト02 東国文化の魅力発信】
  • 委員
    「世界の記憶」上野三碑周知事業の(1)上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録について、担当課評価は「A」評価だが、審議会意見の中で「県内外の人たちに浸透していないと感じる」とあり、隔たりがあると思うが担当課としての考えを聞きたい。
  • 事務局
    登録に関しては、「A」評価であるが、実際に今の状態を考えると県外への情報発信が少し弱いのではないかという理由で審議会評価としては「C」評価となった。
    上野三碑に関しては、平成31年3月付けで「上野三碑普及推進会議」が高崎市を事務局として設置されている。県外への情報発信は、県としても少し弱いと感じている部分があるので、今後高崎市と調整して県外に向けての発信もしっかり行っていきたい。
  • 委員
    「上野三碑」や「国分寺」に関して、地味で真面目なテーマであるので、より丁寧な周知や事業の実施が欠かせないと感じる。
    一例として、上野三碑かるたの場所を全部歩いているが、一般県民からすると、たどり着くのが難しい場所がある。
【プロジェクト03 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の保存と活用】
  • 委員
    審議会評価は「C」評価となっているが、数値だけでいけば「B」評価で良いと思う。
  • 委員
    「B」評価で良いと思う。学校キャラバンなどを通して学校の子どもたちに対する普及啓発活動は、かなり綿密にしっかり行われている。
    若い人たちへの普及活動が進んでいる状況を踏まえ、審議会評価としては「B」評価で良いと思う。
  • 委員
    審議会評価は「B」評価でよいのではないか。学校キャラバンの世代に対する成果がよく出ており、継続発展させるべきであるという意見を加えてほしい。世界遺産センターのことだけに凝縮することなく、広い意味で県民に伝わっている成果を評価してよいと思う。
  • 委員
    審議会全体の総意が「B」評価であるのであれば、そのようにお願いしたい。
【プロジェクト04 県民芸術祭の充実と展開】
  • 委員
    「(1)県民芸術祭及び市町村等主催の各種文化行事への参加者」が「D」評価で「(2)県民芸術祭参加者数」が「B」評価であるということは、各市町村の文化行事への参加者が少なかったということか。
  • 事務局
    目標値に対する実績の評価なので、このような結果となっている。
  • 委員
    3月以降、新型コロナウイルス感染症の影響で、事業が軒並み中止となってしまった。県民芸術祭や市町村の事業だけではなく、文化活動がすべて止まってしまった。目標値は新型コロナウイルス感染症のことは勘案されておらず、評価となった場合、仕方ないと感じる。
  • 委員
    文化協会連合会の臨時役員会を先月開催したが、すべての市町村の文化協会の事業が予定どおりに実施できていない状況を確認した。事業が実施できなくて、参加者数が減っているから評価が低いというのはおかしい。
  • 委員
    部会では、コロナ禍においての事業実施について、厳しい状況は理解しており、危機的な状況下においても、ある程度成すべきことはできたと考え、成果が認められるという評価である「C」評価とした。決して低い評価であるとは考えていない。
  • 委員
    コロナ禍においてのニューノーマルの中で、文化事業を全体としてどう進めるかは一つの問題ではあるが、特に小さい市町村はますます大変なのではないか。
    各市町村が厳しいのであれば、コロナ禍においても事業が実現できるようなバックアップを県としてどうしていくかという大きな課題が課せられたと感じる。
  • 委員
    県としても県民のみなさまの文化活動を支えるための助成を行っていると理解している。その周知とさらなる助成の可能性を探っていくという提案をこの場でしてもいいのではないか。
    文化庁も金銭的な補助を実施しているし、前橋市も緊急助成を実施している。文化芸術活動に対しても金銭的な施策体系は必要であると思う。引き続き検討していくべきであるという意見を盛り込んでもよいのではないか。
  • 委員
    文化活動をやっている者は窮地を訴えることが非常に苦手である。文化活動をやっている者たちは声を上げにくいという状況があるので、小さい声をすくい上げて届けてくれるような仕組みがあるとありがたい。また、活動に対する支援があるとよい。
  • 委員
    コロナ禍で活動するにあたり、金銭的な問題が非常に大きい。社会全体が経済的に厳しい中で、今年度は協賛活動を行わないこととした。
    また、コロナ禍において、一番問題となったのは、練習場所の確保。今は、各施設や各業界でガイドラインを明確にしてもらったことで、その範囲内で活動できている。
    今後の不安は、公演を開催した場合、出演者、観客などの中からコロナの感染者が出てしまった場合の責任は誰がどうするかという点である。
  • 委員
    GUNMAマンガ・アニメフェスタの審査員をしているが、コロナ禍で家にいることが多かったためか、作品的にはクオリティが上がっている。
    開催にあたり心配な点は、ソーシャルディスタンスの関係で展示の枚数や展示方法に気を配る必要があり、現在検討中である。
    また、GUNMAマンガ・アニメフェスタでは、賞を取った後になかなか仕事に結びつかないという課題がある。仕事につながっていくかどうかは、応募作品が周知され、世の中の方に知っていただくということが必要になると思うので、賞を取った方の作品をもう少し県民の方に広めていただく何かがあると良いと感じる。
【プロジェクト05 県立文化施設等の発信力強化】
  • 委員
    令和元年度は、各館とも、それまでと比べ、積極的に戦略的に打って出る活動をしていて、実績もきちんと上がっているので部会の評価は「B」評価とした。
    ニューノーマルの今後、特に今年度の春以降、休館を余儀なくされ、その後開館していても、入館者数の激減という状況に直面している中で、今後の事業展開をどのようにしていくかということが共通の悩みではないか。
【プロジェクト06 文化を活かした地域づくり】
  • 委員
    部会で出していただいている審議会意見にあるように、コロナ禍では、どのように文化団体等をバックアップしていくか、強く打ち出していく必要があるのではないか。
  • 委員
    東京からの目線で発言させていただくと、上野三碑や富岡製糸場など、県内で周知されているのとは、やはり少し温度差があると感じる。群馬県には、東国文化をはじめ、良い素材がたくさんあるので、県の施策の中でもビジュアル的なところを意識する必要があるのではないか。
  • 委員
    伝統文化の継承の点でいうと、「踊り」「祭り」「神楽」などは注目されていると思うが、その周辺にある山の中の村の暮らしなどに、まだ埋もれている文化があるのではないかとコロナ禍で強く感じる。
    大都市に人が集まりすぎているということもある。もっと地方や田舎に人を呼び込まないと、社会が持続できないのではないか。
    人を呼び込むためには、観光客も定住の方も含めて、その土地に魅力がなければ人は集まらない。その魅力の一つに文化があるのではないか。
    埋もれている文化資産を掘り起こし、食文化などとともに、既存の良く知られている文化と絡め合わせて紹介していくことができれば、より群馬の魅力をアピールできるのではないか。
【プロジェクト07 文化活動における多様な参画の促進】
  • 委員
    部会の評価、意見通りでよいと思う。
    【結論】
    魅せる群馬の県文化発信プラン(第2次群馬県文化振興指針)の評価について、各委員からの意見を反映させた上で、資料2とすることが承認された。

(3)今後の文化行政について

Withコロナにおける文化行政について

事務局から説明

委員の主な意見等
  • 委員
    合唱は飛沫が飛ぶため、全日本合唱連盟でお金をかけて実証実験を行い、その結果を踏まえたガイドラインも作成している。また、合唱用のマスクも作られたりして、徐々に活動が始まっている。 
    事業について、無観客の公演を実施した場合、支出ばかりで収入がないため、運営が非常に厳しくなってしまう。
    いずれの文化団体も、それぞれ努力はしていると思うので、現状をご理解いただき、それぞれの組織を維持できるような支援がいただければありがたい。
  • 委員
    高崎の第九合唱団が年末に公演を実施するとのことで、民間の団体では日本でただ一つ実施するようであるが、勇気に感服している。合唱の場合は、練習ができないということが非常に厳しいそうで、2か月猛特訓して高崎芸術劇場で公演すると聞いている。何事もなく実施できることを祈っている。
  • 委員
    教育文化事業団で、文化芸術について発信するYouTubeチャンネルを開設するとのことだが、団体によっては、配信などの技術的なことが分からないという意見は意外と多いと思う。分からない団体に技術的なことを指導するなどの体制があれば、今まで配信を敬遠していた方にも使っていただけるのではないか。
  • 委員
    配信も良いが、今まで撮りためてきたものをシネマテークたかさきで流していただくようなことはできないか。そのような相互バーターがあっても良いのではないか。
  • 委員
    文化活動の支援は重要であるが、それと同時にコロナ禍では、生きるのが精一杯となり、文化を考える余裕がないという傾向が進んでくると思う。文化は、それぞれの生活の中にあるものである。文化団体の支援とともに、200万県民それぞれが文化の担い手であるという気運を盛り上げないと、このニューノーマルの中で厳しい状況になると思う。
  • 委員
    群馬県内に眠っている資材・知財・文化を活用していくということを考えなければならない時期にきている。そこに注目をしていく時代に改めてなっていると思う。
    昨年非常に興味深かったのは、館林美術館で行われたピカソ展である。館林美術館のコレクションとして、実はあったというものを中心とした、そんなにお金をかけなくても身近にあるものを丁寧に掘り起こして、学芸員の調査研究によってなしえた展覧会で、非常に多くの来場者もあり、とても良い展覧会であった。この社会情勢が、実際に身近に眠っているものを掘り起こす機会に恵まれたと考えることもできる。
  • 委員
    生活の中に文化があるということに共感する。生活と文化は一体である。群馬県の神社建築は素晴らしいものがある。農家も近代農家のいいものが残っている。しかし、農家自身は生活がしにくいので、壊したいと言っている。生活支援のようなことをしていかないと形として残らなくなってしまう。生活と文化はつながっているので、家が変わってしまうと生活様式が変わってしまって、文化が変わってしまう。生活と文化を切り離さないで、大きく考えていく必要があるのではないか。

アートによる地域創造会議について

事務局から説明

委員の主な意見等

  • 委員
    アーティスト支援のアーティストの定義はどのような人なのか。
  • 事務局
    基本的には、県内で活動している方、県内出身の方。県内の風景などの素材をモチーフにしている方も範疇に考えている。

(4)その他

今後の審議会及び部会の開催について事務局から説明

7 添付資料

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