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子ども・若者の自立支援ガイド(就労・社会参加編)(令和2年度作成)

更新日:2021年4月20日 印刷ページ表示

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 私たちは子どもの頃から、周りの大人に「学校を卒業したら、社会に出て働く」と言われ続けて来ました。社会全体でも、このような直線的な移行が社会的自立に向けたステップであると考えられていました。
 学校から社会への移行期は、さまざまな人との関わりを通じ、思春期から青年期へと心身を成長させながら、心理的・社会的な自立をとげて大人の仲間入りを目指していく時期とも重なります。中にはそうした自立の過程で、「不登校」や「ひきこもり」状態に陥り学校や職場から離れてしまったり、親や周りの大人への反発から「非行」に走ってしまったり、今まで気が付かなかった「発達障害」に悩んだりして、社会的自立へのステップで立ち止まってしまうことがあります。
 今、大人である私たちに求められているのは、そうした子どもや若者が社会の中で他者とつながりを持ちながら自身の課題に取り組み、自分らしく生き抜く力を身に付けられるよう手助けをすることではないでしょうか。
 その社会的自立へのステップは一様ではなく、さまざまな理由で立ち止まっている子どもや若者には、一人ひとりに異なるスタートラインがあり、そこに向かうための支援が求められています。
 この支援ガイドは、さまざまな人とのつながりや支援を受けながら、自分らしく生きるために一歩を踏み出した当事者の体験談などを通して、社会的自立に向けたさまざまなステップを取り上げています。
 また、さまざまな立場の支援者からのメッセージを通して、支援機関・団体等の役割、社会的資源に関する情報を紹介しています。
 今、自分の進路で悩み立ち止まっている君へ、そして支援する保護者や支援者に向けて、この支援ガイドが「自分らしく生きること」を考えるきっかけになれば幸いです。

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