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第五次群馬県県立病院改革プラン(中期経営計画)について

1 計画策定の趣旨

 地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくための中期経営計画として、第五次群馬県県立病院改革プラン(中期経営計画)を策定しました。

2 計画の位置付け

 群馬県の新・総合計画(ビジョン)『群馬から世界に発信する「ニューノーマル」』を実現するための個別計画であり、群馬県行政に係る計画のうち、病院局における最上位計画です。

3 計画の期間

 令和3年度から令和6年度までの4年間の計画とします。

4 計画の管理

 外部有識者による県立病院経営評価委員会において実施状況を毎年度評価し、公表します。

5 運営理念

 「県民の健康と未来を守るために、安全で安心な高度専門医療を継続して提供します。」

 県立病院には、地域において必要とされる医療のうち、高度な専門性や採算性等の面から他の医療機関による提供が困難な医療を提供するという使命(ミッション)があります。一方、医療機関として、将来にわたって事業を継続していくためには、患者ニーズ(マーケット)に即した医療を提供し、安定的な経営を行っていくことも重要です。
 県立4病院は、将来にわたって安定した経営のもとで良質な医療を提供するために、このミッションとマーケットの両立を目指した病院運営を行っていきます。

6 基本方針

(1)県立病院を取り巻く環境と本計画において目指す方向性

  • 患者動向調査を実施した結果、延べ入院患者数は、心臓血管センターで増加が見込まれるものの、他の3病院を含めると全体で減少する見込みです。
    ⇒魅力ある高度・先進医療を提供し、地域から選ばれ続ける病院を目指します。
  • 群馬県は、将来時点(2036年時点)において医師等の不足が見込まれており、医療従事者の確保が今後の重要な課題です。
    ⇒人材の確保と育成に努め、医療従事者からも選ばれる病院を目指します。
  • 人口減少社会を迎え、社会保障費が財政を逼迫しており、各医療機関はこれまで以上に効率的な経営が求められます。
    ⇒職員一人ひとりの経営意識を醸成し、持続可能な病院経営を目指します。
  • 医師の働き方改革や、ウィズコロナの時代に対応するための情報通信技術(ICT)の活用が急速に求められています。
    ⇒データとデジタル技術の活用を推進し、医療や業務の変革を目指します。

(2)中長期的視点に立った方向性

 群馬県の新・総合計画(ビジョン)の実現に向けて、県立病院が担うべき機能やあり方について、病床の機能や規模、診療科の見直し、経営形態の変更や再編・ネットワーク化等も視野に必要な検討を行います。

7 改革の柱

(1)県立病院としての機能強化

 これまで培った専門性を更に高め、新たな高度・先進医療に挑戦しながら、県民ニーズに対応した医療を提供するとともに、地域の医療機関との連携を強化します。

(2)群馬の医療を担う人材の確保と育成

 医師、看護職員等専門職種の確保・定着と、資質を向上するための取組を推進するとともに、レジデントの採用など若手専門医の確保・育成により本県医療水準の向上に寄与します。

(3)経営の健全化

 厳しい経営環境が今後も続くことが見込まれる中、これまで以上に職員全体の経営意識を高め、目標の共有を図り、部署間・病院間の垣根を越え一丸となって経営改善に取り組みます。

(4)デジタルトランスフォーメーションの推進

 「県立病院としての機能強化」、「群馬の医療を担う人材の確保と育成」及び「経営の健全化」を達成するために、デジタル技術を活用した業務の効率化や、医療サービスの高度化、データ活用の基盤整備等の業務プロセスの変革を図ります。

8 課題と取組

(1)県立病院としての機能強化

 高度専門医療の更なる充実や、社会の変化に応じた診療体制の強化、地域医療機関との連携強化等の課題に対し、新たな施設認定の取得や、患者ニーズの把握、病診連携・病病連携の更なる推進等の取組を進めます。

(2)群馬の医療を担う人材の確保と育成

 医師等医療スタッフの確保や、人材育成体制の強化等の課題に対し、県立病院のブランド化や県立病院で働く魅力の発信、実習の受入強化、研修受講・資格取得支援等の取組を進めます。

(3)経営の健全化

 収益の向上や費用の削減、職員全員の経営参画意識の醸成等の課題に対し、病床の効率的運用の取組強化や新たな加算の取得、共同購入品目の拡充、全職員から経営改善アイデアを募集する職員提案の実施等の取組を進めます。

(4)デジタルトランスフォーメーションの推進

 医療と事務処理の一層の効率化や、需要の増加が見込まれる遠隔医療への対応等の課題に対し、DX推進体制を整備するとともに、AIを活用した画像・映像診断システムの導入検討、遠隔画像診断の実施等の取組を進めます。

9 事業収支計画

 病院ごとに収支計画を作成し、本計画期間内において経常収支を黒字化させることを目標とします。

収支実績及び計画(経常収支)単位:千円
  [直近決算]
R元年度実績
[第四次プラン 最終年]
2年度見込み
[第五次プラン 1年目]
3年度計画
[第五次プラン 2年目]
4年度計画
[第五次プラン 3年目]
5年度計画
[第五次プラン 4年目]
6年度計画
心臓血管センター -93,307 -7,587 -1,882 28,456 -48,158 6,439
がんセンター -556,890 -69 -364,854 -46,887 12,860 188,297
精神医療センター 104,758 29,992 83,543 -14,450 18,939 21,825
小児医療センター -192,631 -226,032 -36,293 -5,782 96,194 157,947
病院局総務課 -173,004 -207,805 -199,921 -195,817 -196,405 -196,993
病院事業合計 -911,074 -411,501 -519,406 -234,480 -116,571 177,514

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